2012.9 胃がんと診断されました。

ずっと胃の不調に悩んでいましたが、受診のたび「胃炎でしょう」と
薬を渡され、症状が治まってしまう。
そんな日々を繰り返すうちに、すっかり“癌”を疑うことを忘れてしまっていました。

初めて受けた人間ドッグ。
TV画面に映し出された胃カメラの写真は、
まるで人相の悪い怒った顔の、潰瘍でした。
そして、潰瘍部分以外の胃壁も怒りを表すかのように、真っ赤っ赤。

ドッグのDr.に、「これって、胃がんですよね?」と私。
「うーん・・・(苦笑)胃潰瘍の治りかけじゃない?」とDr.

ホントに・・・?

結果がでるまでの10日間、毎日、毎晩「違いますように。」
と祈って過ごしました。
でも、無情にも送られてきた結果通知には・・・

「class Ⅴ」「陥凹性病変を認める」「すぐに受診してください。」

classⅤって・・・真っ黒やん!しょぼん
どこが、“胃潰瘍の治りかけ”なの?

翌日、夫と急いでドッグと連携されている病院へ。
そこで告知を受けました。

一緒に告知を受けた、夫の方が涙ぐんでいました。
わたしは、ショックなのと、いざ告知をされると現実感がないことと・・・
ただただ呆然としていました。

この病院は、“がん拠点病院”で実績もありましたが、
ツテを頼りに、転院を決めました。