【翻訳家・岸本佐知子さんの朗読イベント♪
リディア・ディヴィスを詠む】
4/15(土)は、発芽スタジオのセレモニーから、
急いで下北沢まで♪
朗読イベントへ
◎本屋さん「Ｂ＆Ｂ」にて
『岸本佐知子×annie the clumsy
「リディア・デイヴィスをセッションする」』。
岸本佐知子さん、素敵な方でしたわぁ
物腰が柔らかく おきれいな方で、
センスのよいカジュアルな着こなし……
小説を朗読する声も、落ち着いていて
粛々と響く読み方をされ、
リディア・ディヴィスの世界観が
そのまま立ち現れてくるようでした。
この朗読イベントの内容は……岸本さんが翻訳された
注目の米作家のリディア・デイヴィスの作品を、
岸本さんの朗読と、
アーティストの annie the clumsy（アニー・ザ・クラムジー）さんの音楽で
朗読＆音楽のセッションによって、
リディア・デイヴィスの作品を体験し 語り合う会。
（以下、本屋さん「Ｂ＆Ｂ」のサイトより抜粋）
「アメリカ文学の静かな巨人」と言われる作家、リディア・デイヴィス。
彼女の作品の特徴は、登場人物の「私」や作者の「私」など複数の「私」を感じること（中略）
そこで今回は、翻訳者の岸本佐知子さんの朗読と、
シンガーソングライター・annie the clumsyさんの音楽と朗読のセッションによって、
静かな巨人の物語を紙から解き放ち、いまここで起こっている物語として、お客さんと一緒に体験できたらと思っています。
『分解する』『話の終わり』『サミュエル・ジョンソンが怒っている』・・・
リディア・デイヴィスをセッションすることで、彼女が考えていることをリアルタイムで自分が考えているような気持ちになれたら。
（抜粋は以上です）
翻訳をしたからこそ、
言葉の一語一語、語感やリズムまでも、
その作品世界にどっぷり浸かり
知り尽くしている岸本さんの朗読は、
イベントの狙い通りに！
たった今“そこで起きている”かのような、
リアリティがありました。
ひじょう～に面白かったデス！！
コラボされたシンガーソングライター
annie the clumsy（アニー・ザ・クラムジー）さんも。
ウレレの演奏と歌が、
ボサノヴァのような軽やかさとメロディ、
ほわわんとなる曲で可愛らしかった
☆質問ができたので質問用紙に書き込んで出したら、
なんと！一番初めに読み上げて頂き、
質問に応えて頂きました。
「岸本さんのエッセイが大好きです。
リディア・ディヴィスの思考や文体と、
岸本さんは似ているところがあるように感じているのですが、
ご自身は似ていると思うところはありますか？」
〈お答え〉
リディア・ディヴィスの小説を翻訳しているときには、
自然と何となく似てきてしまうところがある、というのと。
（やはり、その世界観に
どっぷり浸かるような感じになるからでしょうか。）
また、短いセンテンスを重ねていったり、
箇条書きばかりになったり。
気づくと、文章や、ものの捉え方・受け取り方が
リディアみたいだな、と思うことがある、
とのことでした(^^)
☆朗読タイム終了後、
リディア・ディヴィスの
「サミュエル・ジョンソンが怒っている」に
サインもして頂きました。
短い言葉ではありましたが、
『「変愛小説」から読ませて頂き、
岸本さんのエッセイも大好きです。
岸本佐知子さんのイベントがあると知り、
リディア・ディヴィスの小説も読みました。
これからも読ませて頂きます！』
……と目を合わせてお伝えできました。
エッセイが大好きという部分には
照れくさそうにされていて、
「でも、翻訳を読んでもらえて嬉しいです」
と笑って答えてくださいました～
ありがとうございます
翻訳家の方にお目にかかれる機会というのは、
そうそうないと思うのだけど、
岸本さんの作品を立て続けに読んで
ファンになった直後に、
こうしてご本人にお会いでき、
お話しもできてサインも頂けるなんて……
お話しもできてサインも頂けるなんて……
「キターッﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ」
と思えるラッキーな出来事でした
岸本佐知子さん、
annie the clumsy（アニー・ザ・クラムジー）さん、
企画をしてくださった「B＆B」さん、
ありがとうございます
