アメリカに住むようになって

持病以外にも症状が出始めた。

 

シカゴにその話をしたが

あまり深刻に思ってもらえなかった。

 

シカゴは幸せな事に

大病をした事がなかった。

 

そして家族も同じ。

ご両親は、祖父母等

身近な人達は体調が悪くなって

直ぐに亡くなっているらしい。

 

だから、病を抱えた人が

どのように

生活をして

治療をして

なんて、深く考える事がなかった。というよりも

最期の病気になったらすぐに神様の元に迎えられる。

そう、本気で信じていたという幸福な人だった。

 

その考えが改まったのはシカゴが

2016年1月に緊急入院手術をした時からで

私はそれまで苦痛を訴えても本気にされるような事はなく

年に1度の里帰り時に検査に行くだけで

他の場所の不調は大したことではないし・・・と

気にしないようにしていて

その間に症状は確実に悪化していったようです。