今日から、私は高校生になる。
中学二年生の頃から、ずっと行きたかった高校に合格して
入学式が来るのが、どれだけ待ち遠しかったことか…。
「美桜~、仕度できたの?」
「いま行く~!」
中学生の頃。
高校生がとても大人に見えた。
眩しくて、とても自分には手が届かない存在だと思っていた。
高校生。
なにが待っているのか、私には全く予想もつかない。
でも、何があっても諦めないってきめたから
精一杯、自分の出来ることをがんばろうと思う。
「美桜、聞いてる?」
お母さんが、少しむっとしてる。
「なっ何!?」
「お母さんは、体育館に行ってるからね。
ぼーっとしてちゃだめよ。」
お母さんは、さっさと行ってしまった。
私も、教室に急ぎ足で向かった。
教室に入ると、みんな私と同い年に見えないくらい
大人びていた。
「みんな大人っぽいなー。」
「君はずい分子供っぽいね。」
「はっ‥?あなた何なんですか。」
私は、思わず声を張り上げてしまった。
クラスの視線が、一気に私に向く。
私は顔から火がでそうだった。
「俺?俺は木村瞬、君の隣の席だよ。
よろしく、栗崎美桜さん」
ちょっちょっと…
意味わかんないんですけど…(怒)