昨日は、京都市民マラソンが開催されてましたが、そんな中、毎度お馴染みの
ルーレットツアーに参加して来ました。
家の近くの道路がコースになってるので、朝8時半には道路が封鎖されバスも通らなくなります。バスが運行されてるバス停まで徒歩で移動🚶💨
この日は出来れば家で大人しくしときたい😭
ルーレットツアーが終わっても道路が封鎖され帰宅出来ないので、
12年に一度しか拝見出来ない龍
を観に行く事にしました!!
瀧尾神社の木彫り龍
東福寺駅🚉から徒歩2〜3分。
東福寺とは逆方向に進んだ所にあります。
御祭神…大国主神、弁財天、毘沙門天
拝殿の天井に全長8メートルに及ぶ木彫りの龍が飾られてます。
江戸時代後期の彫刻家「久山新太郎」作
龍の年のお正月12年に一度だけ拝殿に上がって間近で拝見する事が出来ます!!(拝観料500円)
今年は問い合わせが多く、2月末まで拝観
を延期してるとの事でした。
泉涌寺 舎利殿の雲龍図
泉涌寺と言えば、皇室の菩提所で「御寺」とも呼ばれてます。
舎利殿はお釈迦様の歯(仏牙舎利)一本が安置され、日本最古級の韋駄天立像、月蓋長者が両横に安置されてます。
その天井に狩野雪筆の天井画「雲龍図」
が描かれてます。こちらも龍の年(特別な機会(6年前に韋駄天関係で拝観出来たらしいですが、手を叩くことは出来なかったそうです。))12年に一度だけの公開となります。
こちらの雲龍図は「鳴き龍」と言われ
手を叩くと“びよよ~ん”と反響します。
その音が鳴いてる様に聞こえる事から鳴き龍と言われてます。
また、龍が赤色で描かれてる事から「赤龍」とも言われてるそうです。
12年に一度(しつこくてすみません😅)しか公開されないから、雲龍図が当時の色のまま残ってました!!
禅寺(座禅を組んで修業する)の法堂の天井には雲龍図が描かれてるのですが、
これは、龍は水の神とも言われる事から火災から法堂を守ると言う意味があるそうです。
一番好きな雲龍図は
妙心寺の八方にらみの龍(狩野探幽)
です。
迫力ある大きな龍が描かれてます。
どの位置から見ても龍と目が合い、
見る場所によって登り龍にも下り龍にも見えるんです!!
京都には他にも
相国寺…鳴き龍(狩野光信)
建仁寺…大双龍図(小泉淳)
南禅寺…幡龍(今尾景年)
天龍寺…八方にらみの龍(加山又造)
東福寺…法堂天井画龍(堂本印象)
大徳寺…鳴き龍(狩野探幽)
などなど。
妙心寺は随時拝観出来るんですが、
他は特別拝観で無いと見られないかも知れません💦見比べて見るのも楽しいですよ
泉涌寺仏殿の鬼の目が!
雲龍図を見学し、舎利殿の屋根の鬼瓦の角が凄いですね〜と案内人の方に話しかけた所、
こちらの鬼は目が光って見えるんですよ!!
と、隣の仏殿の建物の一番上にある鬼瓦を案内して下さいました。
この場所で上を見上げて下さい。
目が光って見えるでしょ。
鬼の目が空洞になってる事で、光が入り込み光って見えるとの事
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