最後のデート | KOTOKOオフィシャルブログ「☆きらきらみっけた晴れ曜日☆」Powered by Ameba

最後のデート

昨日は愛車のキャミちゃんとのラストデートしてきました。

 

実は11/4が車検の切れる期限で、車検に出していたのですが、ディーラーさんから

「とても残念なお知らせなのですが…車検通らないです。。」

と連絡が。。

土台部分がサビでボロボロになり、いつ折れてもおかしくないくらいの状態で、ディーラーさんでは修理ができないとのこと。

取り替えができる部分ではなく、板金屋で無理やり外して、くっつける事も出来なくはないかもしれないが、そうやって延命してもいつまで持つか分からないという状態との説明を受けました。

21年連れ添った相棒で、なんとしてでも直してまだ乗りたいという気持ちもあり、苦渋の決断でしたが、廃車とすることにしました。。

 

最近は車検の度にあちらこちら直さなければならなくて、お別れの時が近づいているのかも・・と、薄々は覚悟していたのですが、実際この時がくると気持ちが追いつかなくて、、

 

ついにこの時が来てしまった。。

覚悟していたけど、実際の別れはまだまだ先だと思っていたのに。。

 

と、正直、現実を受け止めきれませんでしたぐすん

 

おじいちゃん、おばあちゃん、うさぎさん、亀さん達が天国に召された時と同じくらいの喪失感。。

 

だけど、お別れ時まで時間がない!

だったら、最後に思い出を作りに出かけよう!

と、車検切れの最終日、一日中一緒に過ごすことにしましたキラキラ

 

綺麗に洗車して、ラストドライブに出発車ダッシュ

改めて紹介しますねグリーンハーツ

相棒・キャミちゃんです♪

今ではあまり見かけませんが、この後ろにスペアタイヤを積んだオフロードっぽい見た目が好きで、この車にしました!

前から見たお顔も可愛いグリーンハート

ボディは軽と同じくらいなのですが、タイヤが大きくて、この足が大きい車高の高いバランスも大好き!

この足でグイグイ走るから、小回りも効くのにパワフル!

雪の轍もなんのその!!の頼れる子だったんだチョキ

買った時の色はシャンパンピンクでした。

でも、自分だけのお気に入りの色にしたい!!というのが夢で、購入から3年目くらいに全塗装ビックリマーク

車屋さんにあった雑誌で見たランボルギーニの黄緑に一目惚れ、

「この色にしてください!!」と言って、一から色を作ってもらいました!

そして、その上にパールと青みがかったラメ(偏光塗料)の上塗り仕上げをしているので、角度や光によってはうっすらブルーに輝くのキラキラ

世界に一台しかないキャミちゃんなんだよ〜グリーンハーツグリーンハーツグリーンハーツ

塗装前は、4つ角バンパー擦ったりしてたけど、この色になってからは一度もこすった事もぶつけた事もないチョキ

めちゃくちゃ大事に乗ってたの。

この車で北海道中、いろんなとこ行ったな〜。。

もちろん、I'veスタジオやその他RECスタジオ、AIE-G'に通うのもこの車。

お買い物も、通勤も、レジャーも、いつでもどこでも一緒だった。

街乗りついでに、北大の銀杏並木もちらりと見てきたイエローハーツ

すごい景色!!

一時期、よくここにもキャミちゃんと来たっけ。

歌詞を書きに訪れることが多かった海へ。

ここで「楓の道、ギターの奏でる丘で」や「秋爽」などが生まれました。

21年…というと、歌手になってからのほどんどの時間を一緒に過ごしたことになるよね。

楽しい時も、苦しい時も、いつも側で寄り添って、一緒に前に進んでくれたね。

 

私の体の一部・・・というか、私そのもののような存在だった。

「一人でどこへでも行けけるもん!」

と大地に足を踏ん張って。

「誰にも似てない存在でいたい!」

と、ヘンテコな色で悪目立ちしたって発光をやめない。

そんな君と一緒だったから、全然怖くなかったんだ。

ずっとずっと、大好きだよ。

日が落ちていくね。

また来ようね・・・・・・って言えたらよかったのに。

 

最後は夜景を見に行ったよ。

ここは初めての場所。

暗い山道を一生懸命登った。 

知らない道、暗くて狭くてうねった坂道は怖かったけど、

マフラーに穴が空いて、大きな音がする満身創痍の状態で、キャミちゃん、頑張ってくれました!

二人で来れたね!

新しい思い出の場所、増えたねキラキラ

 

内装のカーペットは、ぱじゃまソフトさんのイベントで頂いたものをずっと使わせて頂いていましたキラキラ

使い込んで、すっかり汚れちゃったけど、これも特別仕様だったところ!

 

 

 

11月4日23:59まで走り回り、日付が変わった瞬間、エンジンを切りました。

総走行距離58,789km。

昨日も、とても良い走りをしてくれて、

「まだまだイケるじゃん!サヨナラなんていやだよ・・・

 これで終わりなんて、信じられないよ・・・」

って何度も思った。

でも、事故って突然の別れになるわけではなく、こうやってじっくり最後のデートをしてのお別れが出来たんだから、これが一番良い形なのかもね。

 

キャミちゃん、

21年間、お疲れ様でした。

 

君が見せてくれた景色は、ずっとずっと忘れないよ。

そして君のことも、ずっとずっと忘れない。

ずっと大好き。

 

本当に、

本当にありがとう。