癒すと言うこと | KOTOKOオフィシャルブログ「☆きらきらみっけた晴れ曜日☆」Powered by Ameba

癒すと言うこと

昨日はマッサージに行って来た。
私たちの仕事は、案外パソコンでの作業が多いので、肩こり持ちが多い。
さらに楽器を弾くミュージシャンには腰痛持ちも多い。
どちらも同じ姿勢を続けるために来る、職業病みたいな物。
だからマッサージに行くのは、病院に行くような感覚だったりする。
私が通っているのは、スポーツ整体をもとにしたマッサージ。
行くと、びっくりするくらい体が軽くなる。

そして今日は顔のお手入れにエステへ。
これも私にとってはお仕事の一環。
最近は人から見られるお仕事も多くなって来て、私にビジュアル面を求めている人はどれくらいいるか解らないけれど、見られるからには少しでも良い方が・・・と、頑張っていたりする。
だから、決して安くはないけれど、月に2度くらいは行くようにしている。
でもこのエステティシャンさんが、とても気の良いお姉さんで、面倒だと思うお手入れも、彼女がやってくれるから行こう!って思えるんだ。

昨日、今日と、自分の体をいたわる作業をしていて、ふと思ったこと。
「人を癒すお仕事に就いている人って、すごいな。
なぜ、この職業に就いたんだろう?」

"マッサージ師さん"と言えばかなり年上の女性、整体師と言えばおじちゃん・・・と、なんとなくイメージがありますが、私がお世話になっているのは、推定20-25歳くらいの男の子。
某AIR-G'のデレクターさん(女子)に紹介してもらったんだけど、彼女はその人を『マッサージ王子」と呼ぶくらい、マッサージ師さんとは思えない風貌です。
このお店のスタッフはみんな若くて、店長さんらしき女性でも30歳前後だと思われ、最初はその光景に驚いたのですが、最近はマッサージ師や整体師になる若者が増えている気がします。
でも彼らは、どうしてこんな職業を選んだんだろう??

辛いところを揉みほぐしてもらって、施術を受けている私は間違いなく癒されている。
けれど、一生懸命マッサージをしている彼らは、どんな思いなんだろうか?
朝から晩まで、人の体を癒し続ける。
来る日も来る日も、人の苦しみを取り除き続ける毎日。
自分の体が、心が、辛い日もあるだろうに・・・。

そりゃ、代金をもらっているから無償ではないにしろ、お客さんに対しては「楽にしてあげたい、癒してあげたい。」という"与える愛情"がなければ勤まらない。
儲け主義では絶対に勤まらないお仕事だ。
肉親でも恋人でも友達でもない人たちに、そんな愛情を注げる職業の人たちって、すごいな?って思う。
これはマッサージ師さんだけに限らず、看護婦さんやヘルパーさん、消防士さん・・・世の中にはそんな職業に就いている人、たくさんいますよね。
本当にすごいと思う。

私のお仕事も「歌を聴いて癒されました」と言われることが多いです。
でも、私の場合「歌いたい!」という初期衝動があってのこと。
その私のやりたいことが、誰かの癒しになっている・・・不思議なお仕事です。
確かに、せっかく歌わせてもらっているのだから、どこかで誰かの元気になればいいな・・と思ったり、ライブでもらった元気を逆にお返ししたくて一生懸命歌っていたりします。
私を歌手でいさせてくれる全ての人たちに幸せを届けたくて、活動しています。

・・・うーん、そうか。
やっぱり人は、目で見えなくても、愛情を与え合って生きているのかもしれないね。

それにしても、癒しのお仕事は与える方にパワーがなくては出来ないお仕事。
マッサージ師さんほか、癒し系職業の方々、本当に尊敬します。
私には真似できないなぁ。。。って思う。
いつもいつも癒してくれて、ありがとう!!
・・・・・そして、またよろしくお願いします (。_。*))