痛い事の顛末 | KOTOKOオフィシャルブログ「☆きらきらみっけた晴れ曜日☆」Powered by Ameba

痛い事の顛末

お約束通り、今日は先日起こった痛ぁい事故のことを詳しく書きますね。
以下、生々しい表現が含まれますので、苦手な方は読まないようにして下さい!

その日は『MUSIC STORAGE』の収録のため泊っていたホテルをチェックアウトし、お迎えに来た車でT-FMへと向いました。
12時頃、無事T-FM正面入り口到着。
私とT君は車を降りました。

その時、T君が降りた助手席のドアが"カタン"と音を立て半開きに。
「ああ、きっとシートベルトが挟まって上手くしまらなかったんだ。
 中に入れてあげよう。」
・・・と、空いたドアの隙間に手をいれた瞬間・・・

 『バ タ ン !!』

え?・・・・・指・・あれ?・・指がぁぁぁ!!!

一瞬の出来事でした。
中からドアが引かれ、私の指を挟んだまま、がっちり閉まってしまったのです。

「痛ぁぁぁぁぁぁぁい!!イタぁぁぁぁぁぁい!!!」

叫ぶ事しか出来ませんでした。
人間、パニックになると「助けて!ドアを開けて!」と言う言葉すら出ないんですね。

その間、数十秒・・・いえ数秒だったかもしれません。
とても長く感じました。
痛みと、自分の指がとんでもない薄さに潰れている光景に、正気を失いそうでした。

中の運転手が私の声に気付きドアを開けてくれたので、ようやく指が抜け、T君も何事かと駆け寄って来ました。
「どうしたの?見せて?」とT君が言っても、私は怖くて指を上げることができず、しばらく痛みに必死に耐え、手で押さえていました。

・・・きっと、ぐちゃぐちゃに潰れているに違いない。。
これからの仕事はどうしよう・・・武道館は?私出られるかなぁ?・・・

一瞬のうちにいろんな事が頭の中を駆け巡りました。
でも、恐る恐る患部を見てみると・・・
ちゃんと指の形をしています!!
爪は雲の巣状に粉々に割れていますが、出血もありません。
ただ、痛みはひどく、しびれたように感覚がありません。
そしてパンパンに膨れて固くなって行きます。

しかし、なぜかT君は冷静で
「指は動くね?寒気したり気持ち悪くない?なら、骨は折れてないと思うから、痛いと思うけど、まず水で冷やして来たほうがいい。」
私は、泣きそうになりながら、トイレの水道で少しだけ冷やしました。
でも痛くて冷えてるんだかなんだか解らない。
戻るとT君「どうする?収録、頑張れそう?」
「・・・・・解んない。。。痛いよぅ。。。」
でも、それは「頑張れ」ってことですね、マネージャー。。

私自身、せっかくここまで来て番組に穴をあけるのも悔しかったし、
「どうしても痛くて辛くなったら病院に行きます。」
ということにして、とりあえずスタジオへ。
スタジオにて、シップを貼り応急処置をして、本番に挑みました。

収録中も痛みは波のように襲って来て辛かったけど、せっかくこんな状態で頑張ってるんだから・・と、怪我の件を番組のネタにしてもらいました(^?^;)
話しているとなんとなく痛みも紛れたしね。

なんとか収録を終え、飛行機に乗り札幌へ帰還。
その日は夜寝る時も痛みで寝付けないほどでした・・・。
指先に大っきな心臓があったんだよぅ!(ToT)

次の日、挟まれた指の光景を思い出すと「放っておいて良いものなのか?」
と心配になり、念のためお医者さんへ。
結果はご存知の通り「骨折はしていない」と診断が下り一安心となりました。
患部は第一関節の上あたり、ちょうど爪の付け根当たりが一番強く潰れたようで、ひどい色になっています。
ブス色です!!ブス色!!!(←北海道弁)
指先は未だに感覚が無いです。。。

あれ以来、車のドア恐怖症です(;;)
もう二度と、挟まれたくないです!!!(←当たり前!)
人の指があんなに薄くなるなんて!!!!
でも案外、千切れちゃったりしないもんなんですね。。
けど、もう少し場所がずれていたら・・・
関節部分だったら・・・折れてたかもしれません。怖いです?(ToT)
そして案外、ああいう時って涙が出ないもんですね。
ただただ、恐怖で胸がざわざわしていました。

左の中指だったのが幸いで、なんとか普通に生活していますが、まだちょっとでも何かが触ると激痛が!!
なのでPCのキーボードすら中指で打てません。
一番大変なのがお風呂。髪の毛を洗うのも片手ですから・・・。
不便だぁ!!!

でも、私の指、生きてて良かったぁ。うおぉん・゚゚・(>o<)・゚゚・。