生きて、生きて、生きろ。 | シネマ係長の秘密基地

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生きて、生きて、生きろ。

福島でこころの病を抱える患者たちと向き合う精神科医や医療従事者たちを追ったドキュメンタリー。東日本大震災や福島第一原発事故から13年、喪失と絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、支えようと奔走する医療従事者たちの姿を記録する。

あらすじ晴れ

2011年に起きた東日本大震災および福島第一原発事故から13年が経ち、福島ではこころの病が多発し、若者の自殺率や児童虐待も増加。地元の精神科医や医療従事者たちは、患者たちと向き合い、支えようと奔走している。福島県相馬市にあるメンタルクリニックなごみ院長の蟻塚亮二が診察する患者は、うつ病や適応障害、パニック障害など様々な症状を抱えているが、原発事故の恐怖がフラッシュバックするなどといった、年月を経てから発症する遅発性PTSDの患者がここ数年で多くなっている。連携するNPO こころのケアセンターの米倉一磨は、こころの不調を訴える地域住民たちの自宅訪問を重ねている。津波で夫が行方不明になったままの女性、原発事故による避難生活の中で息子が自死し自らも自殺未遂を繰り返している男性、避難生活が続くうちに妻が認知症になった夫婦など、患者や利用者たちは震災や原発事故の影響を大きく受けている。沖縄で沖縄戦の遅発性PTSDを診た経験のある蟻塚医師は、福島でも今後同様の症例が増えていくのではと考えていた。喪失感や絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、それを支えようとする医療従事者たち。やがてそれぞれに小さな変化が訪れていく。


監督・制作・撮影:島田陽磨

撮影:熊谷裕達、西田豊、前川光生、鈴木響

【キャスト】

蟻塚亮二(精神科医)

米倉一磨(精神科認定看護師)