マリア・カラス 伝説のオペラ座ライブ | シネマ係長の秘密基地

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マリア・カラス 

伝説のオペラ座ライブ

2015年3月21日公開


多くの聴衆を魅了し、その後の歌手にも強い影響を及ぼしたソプラノ歌手、マリア・カラスが1958年12月19日パリ・オペラ座デビューを果たしたライブを記録した音楽ドキュメンタリー。20世紀のイタリア・オペラを代表するバリトン歌手のティト・ゴッビとの共演、バックステージでのカラスを捉えた貴重なショットなど伝説のコンサートの全貌が明らかになる。

あらすじ音譜

1958年12月19日、史上最高のディーヴァとして、その一挙手一投足が世界中の注目を集めていたマリア・カラスは、満を持してパリ・オペラ座にデビュー。客席にはフランス大統領ルネ・コティをはじめ、ブリジッド・バルドー、エリーザベト・シュヴァルツコップ、ミシェル・モルガン、イブ・モンタン、ジュリエット・グレコ、ジェラール・フィリップ、ルイーズ・ド・ヴィルモラン、チャーリー・チャップリン、ジャン・コクトーなどが列席、劇場の外にも歌姫を一目見ようという人々が詰めかけた。この記念すべきガラ・コンサートの全てを撮影したライブ映像は、現存するマリア・カラスのアーカイヴ・フィルム中、最も完全な形で絶頂期の彼女の姿を捉えている。特にコンサート後半に上演される歌劇『トスカ』第二幕は、1950年代の10年間に凝縮されるカラスの最盛期の舞台を今に伝える貴重な映像である。『トスカ』でスカルピア男爵を歌って共演するのは、20世紀のイタリア・オペラを代表するバリトン歌手のティト・ゴッビ。また、嵐のようなカーテンコールやバックステージでのカラスを捉えた貴重なショットなども映し出される。


演出:ジョゼ・ベックマン
指揮:ジョルジュ・セバスティアン
演奏:パリ・オペラ座国立劇場管弦楽団 
合唱:パリ・オペラ座国立劇場合唱団
【キャスト】
マリア・カラス
ティト・ゴッビ 
アルベール・ランス
ルイ・リアラン
ジャン・ポール・ウルトー