譜めくりの女 | シネマ係長の秘密基地

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譜めくりの女

2008年4月19日公開

ピアニストへの夢を絶たれた女性と、その夢を奪ってしまった女性との愛憎を描く心理サスペンス。

あらすじ🎹

メラニー・プルヴォスト の夢は、名門コンセルヴァトワールに入学してピアニストになることだった。その入学試験の日。人気ピアニストとして活躍する審査員長アリアーヌ・フシュクール を前に、メラニーは自信に満ち溢れた表情で弾き始める。しかし、アリアーヌが見せた無神経な態度にメラニーは激しく動揺し、演奏を中断してしまう。こうして、メラニーはピアニストになる夢を封印した。十数年後。美しく成長したメラニー は、弁護士のジャン・フシュクール の事務所で実習生として働き始める。やがて、ジャンが息子トリスタン の世話係を探していると知ったメラニーは自ら子守を申し出る。ジャンの妻はアリアーヌであったが、メラニーのことは全く覚えていなかった。アリアーヌは、メラニーにピアノの経験があると分かると演奏会での“譜めくり”役を依頼する。練習を重ねるうち、アリアーヌはメラニーに信頼と好意を寄せていった。交通事故で受けた心の傷から、演奏に自信を失いかけていたアリアーヌであったが、メラニーが傍らにいることで自信を取り戻し、三重奏団の演奏会を成功させる。しかしその後、三重奏団のチェリスト、ローランがケガをし、続いてトリスタンが失踪する。アリアーヌの精神状態は一層不安定となり、メラニーに対しても動揺を隠すことができなかった。演奏会を翌日に控えたメラニーは、少女の頃から憧れながらも密かに憎み続けていたアリアーヌに、ある計画を実行する……。


監督・脚本:ドゥニ・デルクール

エグゼクティブプロデューサー:トム・デルクール

製作:ミシェル・サンジャン

撮影:ジェローム・ペイルブリュンヌ

【キャスト】

カトリーヌ・フロ

デボラ・フランソワ

パスカル・グレゴリー

クロティルド・モレ

グザヴィエ・ドゥ・ギユボン

ジャック・ボナフェ

アントワーヌ・マルティンシウ

クリスティーヌ・シティ

ジュリー・リシャレ