海猫 | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


海猫

2004年11月13日公開

北海道の漁師町を舞台に、土着的な逞しさを持つ夫と繊細な心を持つ義弟との間で揺れ動く、若き人妻の心情を描いた純愛ドラマ。

あらすじ霧

フィアンセの修介から、亡母・薫のことで一方的に婚約を破棄された美輝。ショックで失語症になった彼女は、故郷・函館の病院で祖母のタミから母の死の経緯について聞かされる――。薫が函館から峠ひとつ隔てた漁村・南茅部の漁師・赤木邦一のもとに嫁いだのは、80年代半ばのことだった。ロシア人の血を引く彼女は、村人たちに”青い目のお嫁さん“と歓迎され、彼女もまた漁師の生活に溶け込もうと努力を惜しまなかった。だが、美輝を授かった頃から、夫婦の間に微妙な心のずれが生じ始める。いつまでも慣れない生活、性の不一致、夫の浮気……。こうして、薫は孤独感を深めていった。そんな彼女の支えとなってくれたのが、函館の工場で働く義理の弟で、彼女に秘かな想いを寄せる広次だった。兄とは対照的に、優しく繊細な心の持ち主である彼に、次第に傾倒していく薫。そして遂に、彼女は一度だけ、彼に抱かれた。しかし1年後、2番目の娘・美哉が邦一の子供でないことが邦一に知れると、彼女は外出すらも許されない生活を強いられてしまう。見かねた広次は、薫を家から助け出すべく兄と命懸けで対峙。ところが、疲れ果てた彼女は、海猫の舞う太平洋へと身を投じ、それを追って広次も命を落とすのだった。タミから、全てを聞かされた美輝。今、母の生き様を理解した彼女は、父・邦一とも再会を果たすと、母と広次が眠る墓に詣でた。


監督:森田芳光

脚色:筒井ともみ

原作:谷村志穂

企画:坂上順、早河洋

プロデューサー:野村敏哉、小島吉弘、三沢和子、木村純一、石井徹

撮影:石山稔

【キャスト】

伊東美咲、佐藤浩市、仲村トオル、三田佳子、ミムラ、蒼井優、深水元基、白石加代子、小島聖、角田ともみ、鳥羽潤、伊藤克信、宮下順子、小林トシ江 、吉本選江、佐藤恒治、菅原大吉、永倉大輔、武野功雄、三上大和、中村祐樹、吉田智則、吉田朝、岸本一人、山崎満、泉よし子、須藤晴美、森みつえ、樋口史、金子藍、浅見小四郎、佐藤二朗