遠い空の向こうに | シネマ係長の秘密基地

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遠い空の向こうに 

2000年2月26日公開

ロケットに夢を賭ける高校生の姿を描いた青春ドラマ。ホーマー・H・ヒッカム・Jr.の自伝小説『ロケット・ボーイズ』の映画化。 

あらすじ🚀

1957年10月5日。ウェスト・ヴァージニア州の炭鉱町コールウッド。米国民にショックを与えたこの夜、ソ連の人工衛星スプートニクを見た高校生ホーマー は自分でロケットを打ち上げようという夢を抱く。彼は悪友のロイ・リー とオデル 、そして級友で数学の奇才だが嫌われ者のクエンティン を仲間に引き入れて《ロケット・ボーイズ》を結成。だが、ロケットは何度改良を加えても失敗が続く。昔ながらの炭鉱夫で周囲の信頼も厚い炭鉱の責任者である父のジョン はホーマーの行動が理解できず、父子は激しく対立する。そんな彼らの味方は高校の物理教師のミス・ライリー だけだった。彼女は彼らをロケット打ち上げに成功し、全米科学コンテストに出品して優勝すれば、ヴァージニア州立大学への奨学金が出ると励ました。最初は馬鹿にしていた町の人々もやがてロケットに興味を持つようになり、彼らに協力する人も出てきた。だが不運にも、落下したロケットが山火事を引き起こしたという疑いで警察が彼らを逮捕。その直後、ジョンが炭鉱で重傷を負う。家計を助けるために高校を辞めて炭鉱で働き始めたホーマーは、その生活のなかで父の生きざまを理解して懸命に働くようになり、すぐに炭鉱夫の一員として認められた。そんな折り、ホーマーはミス・ライリーが不治の病に倒れたと聞き、彼女を見舞いに訪れ、再びロケットへの夢が再燃する。彼は独力でロケットの落下地点を計算し、山火事の原因がロケットでないことを証明した。こうして《ロケット・ボーイズ》は復活し、ついにロケット打ち上げにも成功して夢をかなえるのだった。


監督:ジョー・ジョンストン

脚本:ルイス・コリック

原作:ホーマー・エイチ・ヒッカム・ジュニア

エグゼクティブプロデューサー:ピーター・クレイマー、マーク・スターンバーグ

製作:ラリー・J・フランコ、チャールズ・ゴードン

撮影:フレッド・マーフィー

【キャスト】

ジェイク・ギレンホール

クリス・クーパー

ウィリアム・リー・スコット

クリス・オーウェン

チャド・リンドバーグ

ナタリー・キャナディ

スコット・トーマス

ローラ・ダーン