THE ある女子高校医の記録 | シネマ係長の秘密基地

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映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


THE ある女子高校医の記録
2011年2月5日~3月4日公開 「ラピュタ阿佐ヶ谷」
昭和元禄・女子高校生たちの生態を描いたハレンチ青春ムービー「ある女子高校医の記録」シリーズ4作品を一挙上映。 

ある女子高校医の記録 妊娠
1968年7月27日公開
あらすじ夜の街
白鳥女子高校の校医正木は、身体検査の時、処女証明書を書いてほしい、と女学生のみどりに頼まれて驚いた。そんな時、正木は旧友のトップ屋増永から、女子高生の40%が非処女で、妊娠中絶の経験者が17%という報告を聞き、現代の女子高校生の無軌道ぶりに唖然とさせられた。みどりが家出した。正木はみどりの家を訪ね、彼女の日記を手がかりに調査を始めた。クラス委員で模範生の早苗に事情をきいても、みどりの家出の原因は、何も知らなかった。数日後、正木はみどりの同級生のマッチー、ツンコ、アキの三人組が銀座で“ハレンチごっこ”をしているのを目撃した。それはノーパンティで男を挑発する流行の遊びだった。みどりは大学病院にいた。妊娠かも知れないというのだ。彼女は男と同棲していたのだった。やがて正木は、女生徒の間に秘密結社のような組織があり睡眠薬遊びや、同性愛にふけっていることを知った。組織のボスはエリーという謎の女だった。正木はこうした女生徒の生活を知って彼女たちに正しい性知識を教えようとした。しかし、こうした正木のやり方に、早苗の父田島が反対し、学校のスポンサーである立場から正木を辞めさせると言うのだった。そうしたある日、正木はアングラ喫茶でエリーこそ、優等生の早苗であると知って驚いた。早苗は自分の裸体の絵を描かせて楽しんでいた。一方、女生徒たちは正木辞職の噂に反対運動を起していたが、田島は自分の娘が乱脈な遊びの張本人と知って、正木退職の主張をひっこめざるを得なかった。間もなく早苗は退学し、スイスへ去っていった。

監督:弓削太郎
脚本:高橋二三
企画:斎藤米二郎
撮影:渡辺公夫
【キャスト】
早川保、水木正子、南美川洋子、津山由起子、八代順子、渥美マリ、甲斐弘子、西条美奈子、米山ゆかり、上野山功一、加藤嘉、三島雅夫、南美江、目黒幸子、大川修、円地由利、矢田部賢、南村宏二、酒井修、耕田久鯉子、三夏伸、三笠すみれ、中川八重子、田中三津子、杉森麟、武江義雄、松村若代、ザ・レインジャーズ、ザ・カーナビーツ

ある女子高校医の記録 初体験
1968年10月30日公開
あらすじドア
白樺女子学園の生徒が売春容疑で連行された。この知らせに驚いた熊谷校長は、校医の小柳に調査を命じた。連行されたのは大宮麻子、小林マキ、浅野みどり、高木真弓の四人である。彼女たちはいずれも、太ももにいれずみをしていた。小柳は何も言わない彼女たちの行動を知るため、追跡調査を行なった。担当教師たちの話では、四人とも授業中に居眠りをし、生理不順など、乱脈な夜の生活を送っているらしかった。小柳は間もなく、そんな彼女たちの生活をつきとめた。麻子はサイケバーのリード・ダンサーで、ファンからの贈物を売りさばいて、月五万以上の稼ぎを得ていた。また、小林マキは、ある放送局で深夜ジョッキーを担当し、そのユニークな話術で多くのファンを持っている。みどりは、その豊かた肉体を武器にヌードモデルとしてひっぱりだこであり、流行っ子のイラストレーターの滝口とは、かなり密接な関係があるようであった。そして高木真弓は、夜毎に男をつかまえ、自分のアパートに引っぱり込んでいたのである。小柳はこうした生徒たちの隠された生活に、ただ唖然とするばかりであった。しかし、何故そんな生活を送っているのか、彼にはさっぱり分らなかった。やがて、麻子たち四人を詰問した小柳は、彼女たちが憧れのパリに行くための費用を貯えるため、夜のアルバイトをしていたことを知った。売春容疑が晴れて四人が学校を休み、パリに向ったのはそれから間もなくのことだった。小柳はそんな四人に、帰国したら学校に戻るように言い、飛び立った飛行機を、じっと見送っていた。

監督:帯盛迪彦
脚本:高橋二三
企画:斎藤米二郎
撮影:渡辺公夫
【キャスト】
南美川洋子、八代順子、渥美マリ、福原真理子、水木正子、福田豊土、金子信雄、田中春男、大泉滉、藤村有弘、大川修、上野山功一、仲村隆、甲斐弘子、宮城ひろし、藤木孝、小山内淳、井上大吾、谷謙一、春本泰男、中田勉、三夏伸、矢田部賢、村田扶実子、目黒幸子、ザ・ブラック

ある女子高校医の記録 失神
1969年1月11日公開
あらすじ夜の街
神永夏江、影山ルリ、三瓶花子、寺内みき、津田恵子の五人は、修学旅行先の東京で、集団蒸発してしまった。彼女らの書置きには、明日夕刻の新幹線発車時間に、間に合うよう帰るとしたためてあったが、校医の大杉と教頭の馬場は、早速五人の捜索にのりだした。その頃、ルリはかつて同姓愛の関係にあった先輩のたか代と再会していた。二人目の女高生夏江は、バー“姉妹”を訪れ就職を頼みこんでいた。花子が訪れた先は、落語家小円遊の家だった。強引に小円遊と対面した花子は、弟子入りの約束をとりつけ、しかも故郷から持参したヒスイの原石を落語家連中に売りつけ、ホクホク顔だった。四人目の女高生みきは、一行から離れると、とある大病院に無断で泊り込み、入院患者にヒスイの原石を売りつけた。だが、そこで診察を受けたみきは、妊娠を告げられ大杉に相談するのだった。最後の蒸発女子高生津田恵子は、修学旅行の機に家出を企んでいた。両親から気のすすまぬ結婚を催促されていたからだった。幼馴染の祐二を訪れた恵子は、彼の勤めるサウナ風呂で働くことになった。そんな頃、大杉はみきの案内でバー“姉妹”を訪れホステスのジュンと再会していた。それは、二人の仲を知った夏江の仕組んだ作戦だった。そこで、大杉は彼女たちが蒸発し、ヒスイの原石を売り歩いたのが、恵子のためと知らされた。やがて、修学旅行団は恵子を残して東京を発った。こだま号が名古屋に着いた時恵子が乗りこんで来た。家出を思い直しひかり号で追いかけて来たのだった。

監督:弓削太郎
脚本:高橋二三
企画:斎藤米二郎
撮影:渡辺公夫
【キャスト】
南美川洋子、渥美マリ、八代順子、水木正子、津山由起子、稲垣昭三、殿山泰司、丹下キヨ子、三遊亭小円遊、柳亭小痴楽、林家木久蔵、柳家小きん、大泉滉、獅子てんや、瀬戸わんや、笠原玲子、若松和子、佐藤正三郎、甲斐弘子、渥美國泰、仲村隆、早川雄三、目黒幸子、螢雪太朗、北城寿太郎、藤道子、谷謙一、リポーション、ザ・ラブ、ボン・ルーザス

ある女子高校医の記録 続・妊娠
1969年7月26日公開
あらすじ霧
芦沢かおるは“スケスケゴッコ”と称し、夜の公園で中年男にマッチ一本で女性自身を見せるアルバイトをして金を稼ぎ、ボーイフレンドと湘南海岸にでかけ、海水の中で愛の交響楽を奏でていた。それは、絶対妊娠しないと信じられていて、“H2O作戦”といわれていた。矢島みね子は、在学中に知り合った大学生と恋に陥ち、肉体関係を結んだ。親の反対にあって、二人は展示用のプレハブ往宅で夜毎の逢う瀬を楽しんだ。やがて、みね子は妊娠という既成の事実を持って、両親の反対を押し切り、学生結婚をした。須川加代は、深夜族で、“人間ルーレット”なる遊びに熱中していた。それは、ルーレットを男女同数が囲み、玉が止った前の者が一枚ずつ衣服を脱ぎ捨てていき、最初に全裸になった男と女がその部屋を占領し、自由に愛しあう、というハプニング恋愛である。高倉みゆきは、彼女たちの同級生で彼女らと違って品行方正、クラスの風紀委員をつとめるカタブツだったが、三人を追跡調査し彼女らの大胆なセックス謳歌を見聞きするうち、彼女自身、セーラー服の下で女が燃えはじめ、とりつかれたように浪人の福村秀明とデートを重ね、やがて、ある夏の夜、二人の身体は自然に結ばれたのだった。

監督:帯盛迪彦
脚本:高橋二三
企画:斎藤米二郎 
撮影:喜多崎晃
【キャスト】
南美川洋子、八代順子、渥美マリ、津山由起子、佐藤正三郎、船田精二、平泉征、原田清人、渥美國泰、月丘千秋、目黒幸子、三夏伸、甲斐弘子、つるぎだよしお、村田扶実子、藤道子、加藤嘉、梅津栄、小山内淳、三笠すみれ、松坂けい子、菊地真美子、飛田喜佐夫、左卜全、花布洋、南村宏二