Girl's BOX ラバーズ☆ハイ
2008年3月29日公開
東京のライブスポット“Girl’s BOX”を舞台に、歌うことに賭ける少女たちの姿を描いた青春映画。
あらすじ
歌手に憧れる優亜 は、母の反対を押し切って東京のオーディションに出かける。数多くのライバルとの争いを勝ち抜き、見事合格した優亜だったが、喜びも束の間、指定された事務所に向かうとそこはもぬけの空。オーディションはインチキだった。行き場をなくした優亜は、偶然ナオミ に助けられ、古い倉庫を改造したライブスポット“Girl’s BOX”に案内される。酒びたりの女店長、恵 の下、未来 、愛 らとともに“Girl’s BOX”で働き始める優亜。“Girl’s BOX”の仲間たちには、それぞれ行き場をなくしてここに集まった過去があった。しかし、彼女たちはゴミ箱と噂されても、客に罵声を浴びせられても、明るく強く、歌や踊りで店を楽しく演出していく。そんな矢先、恵がアルコールのせいで倒れてしまう。支えを失い、戸惑う少女たち。仲間から距離を置いて一人で作曲を続けていた奈々 は、“仲良しなだけじゃ生きていけない”という言葉を残して店を去ってゆく。そこへ恵の夫、相馬 が現れ、赤字の続く店の閉鎖を宣告する。それを阻止する方法はただ一つ。店の売り上げを二倍にすること。自分たちの居場所を守るため、少女たちは全力で“Girl’s BOX”を盛り上げていく。その中で、優亜は一人考えていた。“自分が本当にできることは何なのか?”ある日、客同士のトラブルが発端となり、店内で大乱闘が始まってしまう。せっかく上手くいきかけた店をダメにしたくない一心で、ステージに駆け上がった優亜はマイクを握り締め歌い始めるのだった……。
監督:佐藤太
脚本:金子二郎
エグゼクティブプロデューサー:都田和志
製作:福井政文、中野猛、松井建治
プロデューサー:小林洋一、三木和史
撮影:岡雅一
主題歌・歌:金魚
【キャスト】
長谷部優、長澤奈央、嘉陽愛子、斉藤未知、星井七瀬、紗綾、青山草太、小木茂光、秋本奈緒美