霞晴レル
2024年1月27日~2月2日
「シアターセブン」公開
原作は奈良市の詩人、早瀬さと子さん。全身が痛む線維筋痛症を患う早瀬さんが書き下ろした初の長編で、心を病んだ精神科医と働き過ぎた美容師の心の触れ合いを描く。
あらすじ
僕は、ただ生きていたいだけ…他の誰かにも生きていて欲しいだけ…その言葉を飲み込みながら、あの日から生きてきた。その僕に、君は躊躇わずに聞いた。「私はここにいてもいい?」と。
一人、ふらふらと歩いていた女に、声を掛けたことに始まった自分を見つめる共同生活。自分が周りが、季節が環境が、少しずつ何かを変えながら、愛することと生きることを問う。
ある時は何気ない日常で、ある時は人生の節目のような場所で。
誰にでも、誰にも言わずに背負った傷があり、誰にでも、誰かに慰めて欲しい傷があることを、差し出し続ける物語が、奈良の小さい田舎町を舞台に繰り広げられる。
企画・製作総指揮・監督:奥本はじめ(OK-FILM代表)
撮影監督・共同プロデューサー:北野正規(OK-FILM)
原作:早瀬さと子
脚本:星名美夜
主題歌・音楽監督:まりこうた
【キャスト】
葛原瑞穂、竹田朋子、大藤由佳、日野慎也、鈴木ただし、木元としひろ、栗田惠子、當山実佳、竹中楓香、下田小奈、藤崎美和、前坂恵子、陽加、谷口勝彦