夏休みのような1ヵ月
2008年11月29日公開
ツール・ド・フランスを夢見る青年とプロダクツ・デザイナーを目指す青年との心の交流を描いた青春ドラマ。
あらすじ🚴
赤いヘルメットが印象的なサイクル便のメッセンジャーとして働く純也 は、1年前にプロ競輪選手だった父を亡くし、今はただ無気力にペダルをこぐ毎日を過ごしていた。そんなある日の配達途中、純也はビルの屋上から今にも飛び降りそうな青年・真太郎 と出会う。純也が屋上に駆けつけると、真太郎は何事もなかったかのように無言でその場を去っていった。その後、偶然にも真太郎が原因で事故に遭い、純也はやむなく入院することになってしまう。全治1ヶ月。小学生の夏休みだと思って気楽に過ごす、という純也に真太郎は心を通わせる。出会ってからの時間はわずかなものだが、やがて二人には無二の親友の絆が芽生えるようになる。純也はロードレーサーとして、ツール・ド・フランスに出場したいという夢があった。一方の真太郎も、将来はプロダクツ・デザイナーとして成功したいという希望を持っていた。そんな話をしながら、互いに打ち解けあっていく二人だったが、ある日、真太郎が突然倒れてしまう。もうすぐ死ぬという真太郎の言葉に動揺する純也。共に走り続ける事を決めた純也の未来は……。
監督:川野浩司
脚本:安里麻里
エグゼクティブプロデューサー:藪考樹、西島勲
プロデューサー:川端基夫、松村俊輔、田中誠、河崎博志、文屋良子
撮影:平尾徹
主題歌:彩冷える(「デジタルネバーランド」(SpeedDisk))
【キャスト】
荒木宏文、山崎育三郎、皆川佑馬、林未紀、中村誠治郎、前田健、岡本寛志、河本啓佑、根本幸多、三宅淳一、鈴木賢