ボブ・マーリー ONE LOVE | シネマ係長の秘密基地

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ボブ・マーリー ONE LOVE

2024年5月17日公開

予告映像は、余命を宣告された後にリリースされた名曲「Redemption Song」を家族の前で歌うシーンから始まる。「俺が歌ってきた全ての歌が、救いの歌だから」という曲に、ボブはいかにして行きついたのか。映像ではボブの生涯を追い、世界的スターへの階段を駆け上り、かのレジェンドミュージシャンであるミック・ジャガーと肩を並べ写真を撮る華やかな場面にはじまり、ジャマイカ国内の分断した政情の中で自分が果たせる役割に悩む姿、そして1967年12月3日に起きた歴史的事件である ボブ・マーリー銃撃事件と、その僅か2 日後に行われ怪我をおして出演した伝説の スマイル・ジャマイカ・コンサートの場面まで、厳しい境遇のなかを、平和への強くあたたかい想いを胸にたくましく進んでいく。

伝説、カリスマ、神様―人間離れした存在として評されることの多いボブ・マーリーが、人知れず流していた涙の意味とは……? 理想と現実の狭間で苦悩する人間らしい姿が胸を打ち、期待・願い・運命…全てを背負い、大観衆の待つステージへ上がっていく彼の姿は、そのあとに待つ壮大なライブシーンへの期待を膨らませる。

また今回の最新予告編では「Redemption Song 」「Could You Be Loved 」「Three Little Birds Birds(三羽の小鳥)」という、ボブ・マーリーを代表する、ファンからの支持も厚い人気の3曲が初めて使用されている。特に「Three Little Birds 」は、予告の後半、長尺で使用されており、繰り返される「心配ないさ。すべてはうまくいくよ。」の歌詞は聞くもの全ての心をふっと軽くするだろう。

実力派キャストのほかに、リタ・マーリー本人、そしてボブとリタの子どもセデラ・マーリーとジギー・マーリーなど、ボブ本人を誰よりも愛し、近くで見守ってきた家族たちが監修に参画しているのも物語に深みを加えている。


監督:レイナルド・マーカス・グリーン

出演:キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチ

脚本:テレンス・ウィンター、フランク・E・フラワーズ、ザック・ベイリン、レイナルド・マーカス・グリーン