愛の戦士レインボーマン 『HGシリーズ』 | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


愛の戦士レインボーマン

ダッシュ7

ダッシュ7は太陽の化身で、初登場は第1話。タケシが初めて化身したのは第2話。様々な超能力を使うレインボーマンの本体。太陽をエネルギーとする攻撃技を体得している。カラーリングは白地に赤の襷がけで、物語の世界観と相まって「日本」の国旗をイメージさせるものとなっている。額には金色のサンランプが備わる。念をぶつけて相手を倒す「遠当ての術」や、相手の動きを止める「不動金縛りの術」などの多彩な術を誇る。



ダッシュ6

ダッシュ6は土の化身。第8話で初登場。頭部にエンブレムがなく、全身が茶色と黒の迷彩服のようなまだら模様というほかの化身とはイメージが異なるデザインである。体を高速回転させて地中を掘り進む「疾風土煙火の術」や、小さな地震を発生させる「地雷震の術」など効果的な技が多く、出番はダッシュ7,5に次いで多かった。土と影を利用した攻防能力に長け、本来は影を利用して地を行くという設定だった。地底戦車モグラートの登場により、第3クールから出番が多くなる。頭部のカラーリングには初期では目の周りにあった黒い輪が、3クール以降では目の上に来るといった差異が見られる。



ダッシュ5

ダッシュ5は黄金の化身 全身金色のシンプルなカラーリングで、額のエンブレムと胸から肩のデザインはエルドラドの黄金のコンドルのイメージ。第5話で初登場。天空を飛び回っての空中戦を得意とし、破壊光線を放つ「光」をイメージした化身。全身を光らせて目をくらませる「ゴールドフラッシュ」を使う。



ダッシュ4

ダッシュ4は草木の化身。草木のような濃い緑色のカラーリングに、4枚の葉を組み合わせたようなエンブレムを額に持つ。第6話で初登場。木、林、森、山を使い、風や音、超音波を操る「木霊叩き」、松の葉で攻撃する「松葉手裏剣」、「木の葉嵐の術」による目くらましや木遁の術など、忍者のような技を得意とする。出番は全化身中最も少ない。



ダッシュ3

ダッシュ3は水の化身。青と黒のカラーリングで、額には黒い王冠のようなエンブレムを持つ。第2話で初登場。タケシが本編内で最初に変身した化身で、インドでの修行中にダイバ・ダッタが変身したダッシュ2が発した火炎の術を消火した。あらゆる液体を自在に操り、両手から高圧水流を放つ「水冷砲の術」などを使う。水中戦に強いが、探知能力は無いらしく、海草爆弾を見逃し、タンカー爆破を許してしまったことがある。主に消火のために使用されることが多かった。出番は4番目に多い。



ダッシュ2

ダッシュ2は炎の化身。明るい橙色の体色に「火」の字をモチーフにした模様が描かれ、額には燃え立つ炎と銀色の剣を組み合わせた形状のエンブレムを持つ。第2話でダイバ・ダッタが化身し初登場。タケシが初めて化身したのは第4話。高熱火炎を放射する「火炎の術」を使う。本編では、「火炎の術」以外の攻撃技が登場しなかった上に敵に破られたり効かないことが多く、初めて使用した第4話の鉄牢からの脱出時と、ジェノバードを一度撃退した時以外はほとんど役に立っていない。時速200kmで疾走可能という設定がありながらも本編では活かされなかった。しかし、火炎の術の能力は、レインボークロス形態においては、パワーアップした劇的な効果を見せて使用されている。出番の多さは5番目。



ダッシュ1

ダッシュ1は月の化身。第9話で初登場。ヨガの体術を極めた化身。緑のヤツデの葉に黄金の三日月をあしらった額のエンブレムに赤い縁のサングラスを身に付けたような姿。全体のカラーリングは黄色地に赤の襷がけで、頭部以外のデザインはダッシュ7に似ている。目の部分が明確に設定されている化身もダッシュ1と7だけである。何者もその体を貫くことができず、第12話で、落とし穴に仕掛けてあった剣山に背中から落ちても傷つかなかった。全ての関節をはずし、狭い通路などを通り抜けることができる「蛇変化の術」、風雨を操り稲妻を落とす「天地稲妻落とし」などを使う。出番はダッシュ4の次に少ない。

ストーリー

アマチュアレスリングで名をはせた高校生・ヤマトタケシは小学生のころ、妹を自分の不注意で交通事故に遭わせ、脚に障害を負わせてしまう。その治療費を稼ぐため、格闘技にさらに磨きをかけプロレスラーとなり、有名になって金持ちになるべく、インドの山奥に住む奇蹟の聖者ダイバ・ダッタのもとへと旅立った。折しも第三次印パ戦争の真っ只中であり、負傷したタケシだったが、年老いたダイバはタケシに長年夢に見た伝説の七色の戦士レインボーマンの素質を見出し、タケシを弟子に迎える。

タケシが長く厳しい修行をしながらその地で見たものは、同じ人間同士が傷つき殺しあう民族間の紛争だった。ダイバは死んだ兵士を超能力を用いて蘇らせるが、生き返ったにもかかわらず、再び争いを始める兵士たち。ダイバが諭すと、その神々しさに感銘した兵士たちは武器を捨て故郷へ帰っていった。

タケシはダイバの偉大な力に改心し、自分の力を人々の役に立てようと誓う。やがて月日は流れ、ダイバは老衰しその魂をタケシに委ねて果てた。その直後帰国したタケシは、自分が通っていたレスリングジムの経営者である正造が借金の保証人になっていることを知り、賭博レスリングで資金を稼ぐために単身マカオに飛ぶ。そこでタケシの前に待ち受けていたのは、日本滅亡と日本人撲滅を企む秘密結社、死ね死ね団だった。

『愛の戦士レインボーマン』は、東宝製作の特撮テレビ番組。川内康範原作。1972年10月6日から1973年9月28日までNET系で毎週金曜日19:30 - 20:00に全52話が放送。