ウクライナから平和を叫ぶ | シネマ係長の秘密基地

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ウクライナから平和を叫ぶ 

2022年8月6日公開

ウクライナを舞台に、親ロシア派と親欧米派の長年にわたる対立を描くドキュメンタリー。2013年、ウクライナで欧州への統合を求める「ユーロマイダン」が起きる一方、2014年には同国東部の親ロシア派の2州が、ウクライナからの分離独立を宣言する。

あらすじキラキラ 

2013 年にウクライナで起こった大衆デモ・ユーロマイダンによって、親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領は追放され、親欧米派の政権が樹立された。しかし、ウクライナ東部のドネツク州とルハーンシク州では、ロシアを後ろ盾とする分離主義勢力とウクライナ政府の武力衝突に発展。分離主義勢力によって 14 年 4 月にドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立が宣言される。15 年 4 月、スロバキアの写真家ユライ・ムラヴェツ Jr.は、ユーロマイダンの中心地だったウクライナ・キーウを出発、分離主義勢力が支配する東部のドネツクに向かう。分離主義勢力が支配する村を取材するムラヴェツに、戦争の悲しみと平和への望みを語る住民たち。クリフリク村最後の住民となった老婆は「プーチンに助けてほしい」と訴える。16 年 2 月、ドネツク人民共和国情報省によって入国禁止ジャーナリストとして登録され、入国できなくなったムラヴェツは、今後はウクライナ支配下の村やウクライナ-ドネツク紛争の最前線マリウポリでウクライナ側の人々の取材を開始する。ドネツク側とウクライナ側の両方の住民に平等に話を聞くことで見えてくる、「繰り返される戦争の理由」とは?


監督・脚本・撮影:ユライ・ムラヴェツ・Jr

【キャスト】

ユライ・ムラヴェツ・Jr

ウクライナの人々

ドネツクの人々