アラスカ物語 | シネマ係長の秘密基地

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アラスカ物語 

1977年1月22日公開

新田次郎の同名小説の映画化。明治中期、飢餓に苦しむイヌイットのため、新天地ビーバー村を築いた日本人・フランク安田の波乱に富んだ愛と冒険を描く。

あらすじ台風 

宮城県石巻。20歳の安由恭輔にとって海は理想と冒険であった。明治19年、単身アメリカへ渡った恭輔は、フランク安田と名のって、アメリカ船に乗り込んだ。その年の冬、だれかが船の食糧を横流ししていることが発覚。恭輔はうたがわれ、結局、船をおりてしまった。そして、ポイントバローのブロワー交易所の助手となり、イヌイットとも友達になり、美しい娘・ネビロを知る。やがてイヌイットにとって大事な季節がやってきた。鯨漁である。しかし、恭輔たちのがんばりもむなしく、不猟で終ってしまう。ここでも、恭輔はイヌイットの習慣、漁へ出発する前には、かならず女を抱かなければならないということを拒否したからだとせめられる。恭輔は、ネビロと一緒に、400キロ離れた場所へ移った。そして、毛皮の交易で成績を上げ、1年ぶりでポイントバローへもどってくる。しかし、そこは白人達の乱獲により、イヌイット達が飢餓状態でいた。恭輔は、この飢餓状態を救うには、内陸の動物にたよらなければならないと考えるが、運悪く、アラスカを襲った麻疹により、娘や多数のイヌイットの命がうばわれてしまう。そんな時、恭輔は、カーターと出会い、金脈探しに協力する。これには、イヌイットの新天地を探すことも含まれていた。そして、かなり遠くまで足をのばし、インディアンと友人というジョージ大島と知り合う。金探しも2年目に入る。ついに、カーターは金探しを中止することにきめるが、恭輔の説得により金探しを再開。恭輔とカーターは、2手に別れて探すことにした。これは、恭輔の最後の賭けであった。ネビロの胸が恭輔に出会った時のように鳴った。ついに恭輔達は、シャンダラー河の河底から金を発見した。カーターは発掘権を取り、大規模な開発を始めた。恭輔達も、イヌイットをシャンダラー河域に大移動させることを始めた。この移動も大変であるが、隣接するインディアンの大酋長がイヌイットの居住を許してくれるかという問題もあった。恭輔はジョージ大島の仲だちにより、大酋長と3日間に渡って話し合いを続け、やっとシャンダラー河域を認めてもらった。こうして新天地、ビーバー村は誕生した。


原作:新田次郎

監督:堀川弘通

脚本:井手雅人

製作:田中友幸、藤井浩明、山田順彦

【キャスト】

北大路欣也、三林京子、宍戸錠、夏八木勲、宮下順子、丹波義隆、川口節子、岡田英次、小松英三郎、ウイリアム・ロス、ダン・ケニー、記平佳枝、デェイブ・フリードマン、ディック・ネイビアス、デンス・ファーレル、ブライアン・ビンブガム、タム・ガレインジ、ジム・パワーズ、丹波哲郎