KGB追跡 聖書の秘密
1988年9月10日公開
ある聖書をめぐる争いに巻き込まれた動物学者の活躍を描く。
あらすじ
マイアミ大学で動物学の教鞭をとるトム・リード のもとに、彼がアフリカへ旅立とうとする日、古い聖書が届けられた。それをポケットに押し込み飛行機に乗る彼の横に、隣家に住む女性記者キンバリー・ブレイクが乗り込んできた。あの聖書にはさみ込まれていた写真にKGB幹部パブロフスキーの姿が映っていたことで、スキャンダルを予感してのことだった。その頃KGBのボリス、 CIAのマッケンジー もトムの後を追っていた。実は聖書にはCIAの黙認によるKGBの麻薬取引の証拠が隠されていたのである。やがて2人は秘かに機に潜んでいたボリスの襲撃をうけるが、命からがらアフリカの独裁国に到着、しかしここはKGBの麻薬中継地だった。なおも執拗なポリスとマッカーシーの追跡を、2人は機転を発揮してついに逃れきる。スキャンダルが公になり、マッケンジーは慌てるばかり、一方のボリスはパブロフスキーの後釜に収まる。そしてトムとキンバリーは愛を芽生えさせるのだった。
製作:クリス・ディヴィス、デイヴィッド・バレット
監督・脚本:ダンカン・マクラクラン
撮影:ヨハン・ヴァン・デル・ヴェール、ニック・ヘロルド
音楽:ニック・ピカード
【キャスト】
ケネス・ギルマン
ブレンダ・バーキ
ピーター・エリオット
ノーマン・アンスティ
ケン・ガンプ