ダイナマイトどんどん | シネマ係長の秘密基地

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ダイナマイトどんどん

1978年10月7日公開
昭和二十五年、北九州一円でエスカレートしたヤクザの抗争を民主的に解決しようと開かれたヤクザ組織の野球大会を描く。
あらすじ晴れ
昭和二十五年、北九州一円ではヤクザ組織の抗争がエスカレートして、まさに一触即発の状態であった。特に小倉では昔かたぎの岡源組と新興ヤクザの橋伝組がしのぎを削っていた。この事態に小倉警察署長は、ヤクザ抗争を民主的に解決するために野球大会を提案した。岡源組、斬り込み隊長の加助は“タマ遊び”でカタをつけることにのれず、割烹「川太郎」で飲んだくれていた。加助は店のおかみ、お仙にゾッコンまいっていた。岡源組のシマを狙う橋伝組は、一気に決着をつけようと、札束にものをいわせ、全国から野球上手な渡世人を集めた。一方、岡源組はドシロウトばかり、わずかに戦争で片足を失った五味を監督に迎えただけだった。ジョーカーズとの一回戦、あわや敗退かという時、途中から出場した加助の劇的な長打で逆転した。勝利に酔う岡源組の前に、岩国の貸元から送られてきた、助っ人、銀次が現われた。銀次の投げる魔球で二回戦は楽勝だった。しかし加助は銀次がお仙の惚れている男とわかって身を引く。橋伝組は、岩国に手を延ばして銀次を寝返えらせてしまった。このことが加助の怒りを一層あおり、岡源組は一人一殺の殺人野球に活路を求めスパイクを尖らせ、バットに鉛を埋めた。双方の応援団も盛り上がり、岡源組には小倉の芸者衆が、赤いけだしをまくってカンカン踊り、橋伝組には地元のストリッパーのラインダンスとボルテージは最高頂に達した。サイレンの音とともに試合は始まった。次々と負傷する両軍選手、審判も例外ではない。二転、三転する血みどろの試合展開。六対三で迎えた九回裏、岡源組の攻撃、二死満塁で加助がバッターボックスに入った、そして加助の打った打球は……。

製作総指揮: 徳間康快 
製作: 後藤浩滋/武田敦 
監督: 岡本喜八 
原作: 火野葦平 
脚本: 井手雅人 
撮影: 村井博 
音楽: 佐藤勝 
出演: 菅原文太、北大路欣也、宮下順子、嵐寛十郎、金子信雄、岸田森、フランキー堺、中谷一郎、小島秀哉、石橋正次、丹古母鬼馬二、福崎和宏、下馬二五七、鳥巣哲生、兼松隆、志賀勝、吉中正一、田中邦衛、赤穂善計、尼子狂児、妹尾琢磨、鴨てんし、二瓶正也、伊吹新太郎、大木正司、藤岡琢也、大前均、草野大悟、長谷川弘、伊佐山ひろ子、桜町弘子、小林真美、立枝歩、岡本麗、ケーシー高峰、ジャック・デービス、岡部耕太