わが心のボルチモア | シネマ係長の秘密基地

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映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


わが心のボルチモア

1991年1月11日公開
ボルチモアに住む東欧移民の一家の3世代にわたる時の流れを通してアメリカン・ドリームの変遷を描くドラマ。
あらすじ晴れ
東欧育ちのサム・クリチンスキー が初めてアメリカの土地を踏んだのは1914年、折しも独立記念日だった。それから数十年、先に来ていたゲイブリエルら兄弟と共に壁紙職人としてボルチモアのアバロン通りに定住の地を見い出した彼は同じ移民の妻のエヴァとの間に息子ジュールス をもうけ、今やその息子と妻アン との間にサムの孫マイケルが生まれ、サムは彼に昔の苦労話をするのが習慣になっていた。ジュールスはいとこのイジー と共にTVのディスカウント・ショップを開き、やがてそれが成功して、大型家電デパートK&Kへと発展する。一方家庭ではアンと姑のエヴァの間に不和が絶えなかったが、アンは2人目の子供を生む。感謝祭の晩、毎年開かれる一族の家族会でのささいなトラブルからサムは兄たちと袂を分かち、やがて収容所から奇跡の生還を果たしたエヴァの弟のシムカの家族と一緒に住むようになる。そんなある日、K&Kが漏電から全焼し、ジュールスは全てを失なう。更には闘病生活を続けていたエヴァがついに他界し、サムの、そしてジュールスの育ててきたアメリカン・ドリームは音を立てて崩れてゆくようだったー。それからまた10数年が経ち、すっかり老人になってしまったサムのもとを成人したマイケルとその息子が訪ねてくる。そのひ孫に向かってサムは「1914年、私はアメリカに渡った。それまでこんな美しい場所は見たことがなかった」といつもの口癖をつぶやくのだった。

製作・監督・脚本: バリー・レヴィンソン 
製作: マーク・ジョンソン 
撮影: アレン・ダビュー 
音楽: ランディ・ニューマン 
出演: アーミン・ミューラー=スタール/ジョーン・プローライト/エリザベス・パーキンス/アイダン・クイン/イライジャ・ウッド/ケヴィン・ポラック/レオ・フックス