ベスト・フレンズ・ウェディング | シネマ係長の秘密基地

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ベスト・フレンズ・ウェディング

1997年10月4日公開
結婚の決まった元恋人の愛を取り戻そうと悪戦苦闘する女性の姿を描いたラブ・コメディ。
あらすじ晴れ
ニューヨーク。料理記者として活躍するキャリアウーマンのジュリアン は、大学時代の恋人で今は親友のマイケル から結婚の報せを受けて大ショック。相手はシカゴの富豪令嬢で20歳の大学生キミー 。今も残る彼への思いに気づいたジュリアンは、何としてもこの結婚を阻止せねばと鼻息も荒く、彼の滞在先のシカゴに乗り込む。だが、人懐っこい笑顔を浮かべたキミーにいきなり花嫁の付添いになってほしいと頼まれ、出鼻をくじかれる。スポーツライターのマイケルとお嬢様のキミーとでは価値観も生活様式も大違いで、ここに活路があると見たジュリアンは、根無し草のマイケルに安定したキャリアを与えてはどうかとキミーに提案。それが彼の幸せにつながると信じたキミーは、父親ウォルター の経営する一流企業への就職を彼に勧める。予想どおり彼は猛反発し、婚約解消を口にする。ジュリアンはほくそ笑むが、キミーが涙ながらに詫びてかえって2人の絆は強くなる。ジュリアンはニューヨークから飛んできた友人の編集者ジョージ から、素直にマイケルに愛を告げろと言われるが、いざとなると告白できない。そのうち、マイケルはジョージを彼女のフィアンセだと勘違いしてしまう。ジョージはそのままフィアンセのふりを演じ、ニューヨークに帰った。マイケルと2人きりになったジュリアンはあれは嘘だったと打ち明けるが、それを信じていたマイケルの心の揺れを知った。シカゴ河のクルーズ船上で思い出の歌を歌いながら踊る2人。翌日、ジュリアンは、マイケルの上司に彼の解雇を伝える旨の電子メールをウォルター名義で作成。仕事を失い、ウォルターの会社で働かざるを得ない状況に陥れば、マイケルは結婚を諦めるに違いない……。あまりに残酷な仕打ちに迷った挙げ句、メールの送信を中止したはずだったが、運命のいたずらで送信されてしまった。その夜、マイケルは解雇通知を受け、キミーに結婚中止を持ちかけるが、式の前夜では彼女がOKするはずがない。絶望に沈むマイケルの姿に、さすがのジュリアンも罪悪感を覚える。式の当日。花嫁と花婿はそれぞれ、相手の気持ちを確かめてきてほしいとジュリアンに頼む。2人の真剣な気持ちを改めて知った彼女は、最後の望みを託して彼に愛を告白。だが、マイケルが彼女にキスする場面をキミーが目撃し、ショックを受けて飛び出し、マイケルはその後を追った。その姿に2人の強い愛を見たジュリアンは、潔く身を引くこと決意。2人を祝福した彼女は、自分の身近な場所に思わぬベスト・フレンズ、ジョージの姿があることにようやく気づいた。

製作総指揮: ジル・ネッター/パトリシア・ウィッチャー 
製作: ジェリー・ザッカー 
製作・脚本: ロナルド・バス 
監督: P・J・ホーガン 
撮影: ラズロ・コヴァックス 
音楽: ジェイムズ・ニュートン・ハワード 
出演: ジュリア・ロバーツ/ダーモット・マルロニー/キャメロン・ディアス/ルパート・エヴェレット/フィリップ・ボスコ/M・エメット・ウォルシュ/レイチェル・グリフィス/キャリー・プレストン/スーザン・サリヴァン/クリス・マスターソン