雪物語 | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


雪物語

1978年1月14日公開

父のすすめる結婚に反発し、家をとびだした娘が、本当の愛を得る姿を描くラブ・ロマン。

あらすじ雪の結晶

ロンドンに住むヘレン は、22歳の美しい娘。父のサー・フィリップは、イギリス工業界の大物で、ヘレンも恵まれた生活を送ってきた。しかし数年前に母を失い、父と再婚した継母イザベル との間は、うまくいっていないヘレン。ことに父が結婚をすすめるマイケルは、好きになれない。やがて、父とのささいないさかいから、ヘレンは書き置きをのこして旅に出た。北イングランドのチャンバーランド・フィールズに彼女の車がさしかかった時、猛吹雪がやってきた。身動きのとれなくなった彼女は、1人吹雪の中を助けを求めてさまよう。と、1匹の豹が現われ、彼女は逃げまどった。すると、猟銃を片手の男が現われた。豹はこの男に飼育されており、ヘレンは安心して、男の小屋に案内される。男の名はドミニク 。彼の孤独な憂いに、どことなくひかれる彼女。小屋には、中年のボルト が、ドミニクの食事から生活の面倒をみるために住んでいた。深夜になるとうなされるドミニク。彼はレース中に事故をおこして失脚した有名なカー・レーサーだった。しかもこの事故の時に、彼の兄が死んだので、彼はそのことを気にしていた。むろん、彼自身も躰が不自由だった。ヘレンはそんな彼に、自分は父に反発し、婚約者をおいて今、旅にいると話す。しかし、いつしか愛し始めている2人。だが、ドミニクはヘレンに家に帰るように命じた。そして、ヘレンは後髪を引かれるおもいで家にかえる。何事もなかったかのように彼女をむかえる父達。でもイザベルは、彼女に愛する人が出来たのを女の直感で知り、彼女にその人のもとへ行くのをすすめた。ヘレンにとってこの言葉は意外であり、イザベルが身近な人になった。しかし、ヘレンがドミニクの小屋に戻って行った時、そこに彼の姿はない。彼はロンドンのある病院で腰の手術をうけていたのだ。だが、もう回復は不可能とのこと。しかし、そんなことをドミニクは知らない。彼はヘレンを見て驚いた。彼は今、第2の人生に賭けようとしていた。そして数日後、ヘレンの家に、ドミニクが訪ねてきた。自らが不治の病いを背おっているとも知らない彼。だが今、ヘレンは彼と共に生涯を生きる決心をする。そして美しい雪景色の中、2人の明日がはじまろうとしていた--。


製作:ジョン・ケスティッド、クリス・ハロップ

監督:ジェリー・オハラ

脚本:アン・マーサー、ジル・ハイム

原作:アン・マーサー

音楽:ケネス・V・ジョーンズ

【キャスト】

ケア・ダレー、スーザン・ペンハリゴン、ケネス・モア、ビリー・ホワイトロー、ジェレミー・ケンプ、ゴードン・トムソン