東京画 | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


東京画
1989年6月17日公開
ヴェンダース監督が、敬愛する小津安二郎監督へのオマージュを綴る旅日記風ドキュメンタリー。旅人としての監督の目にとまった駅の構内、墓地、原宿の竹の子族など東京の風景とともに、小津ゆかりの人々のインタビューを織り交ぜながら、小津の世界に迫っていく。
あらすじドア
作家の心のうちをありのままにさらす旅日誌の展開の中で、東京という街、そして見るということを主題に、優しさにあふれるまなざしで小津安二郎へのオマージュをつづってゆくドキュメンタリー。監督・脚本・録音・ナレーションは「ベルリン・天使の詩」のヴィム・ヴェンダースで、機内から見た東京の空、東京駅、地下鉄の構内、桜の墓地、原宿、パチンコ、ホテルのテレビの映像など、彼自身の普通の旅人としての好奇心の範囲で映像は展開する。
撮影は「デヴィット・バーンのトゥルー・ストーリー」のエド・ラッハマン、音楽は〈ディック・トレイシー〉、編集はヴェンダースと「ベルリン・天使の詩」の主演女優でもあるソルヴェイグ・ドマルタンが担当。オープニングとエンディングに小津作品「東京物語」(53)をフィーチャーさせ、ヴェンダースの敬愛する小津映画の人々である笠智衆や撮影監督の厚田雄春との出会いを通して、彼の東京の画(イメージ)もまた、小津の50ミリの世界に近づいてゆく。

監督・脚本・ナレーション: ヴィム・ヴェンダース
撮影: エド・ラッハマン
【キャスト】
笠智衆/原田雄春/ヴェルナー・ヘルツォーク/クリス・マルケル