ラッキー・レディ | シネマ係長の秘密基地

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「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。



ラッキー・レディ 

1976年3月13日公開

アメリカの禁酒法時代を背景に展開する海洋アドベンチャー・ロマン。

あらすじ晴れ 

クレア は、恋人のハリーが死んでからはウォーカー と組んで、メキシコの国境町ティファナにあるクラブ・アメリカノを本拠にして、アメリカへ安い農業労働者を密入国させていた。ある日、彼は農業労働者の中に不敵な面魂をしているアメリカ人キビー を発見し、彼を仲間に引き入れた。クレアのやり残したもう1つの仕事は、密造酒の運搬だった。酒はウォーカーの帆船ラッキー・レディ号でサンディエゴに送られてあり、今、ラッキー・レディ号はカルフォルニア沖に碇泊している。それら南下してメキシコのエンセンダの町に寄港する予定だった。クレアはそこでウォーカーと会い、船に乗る約束をしてひと足先に旅立った。ウォーカー、キビー、農業労働者を乗せたオンボロトラックがメキシコの国境に近づくと、アメリカ国境警備隊の待ち伏せにあい、銃撃をうけた。労働者たちの何人かがウォーカーに裏切られたと思い、彼を叩きのめそうとしたが、それを助けたのはキビーだった。彼はそのとき、ウォーカーが農業労働者たちから集めた600ドルをウォーカーのポケットから抜き取った。キビーにその金を返す意志のないことを知ったウォーカーは、キビーを口説いて酒密売の仕事に加担させ、それに金を投資することを承諾させた。キビーを信頼していないクレアはそれを聞いて怒ったが、やがて折れ3人の仕事が始まった。ウォーカー、キビー、クレア、それに少年だが船と海にかけてはベテランのビリー の4人はラッキー・レディ号に乗り、バヤ沖を経て太平洋に入り、サン・トマス沖に待機するトロール船ノース・スター号を捜した。このトロール船に各国の酒密造船が酒を送り込み、集まった酒はさらに船足の速い船でカリフォルニアへ送られる。この領域には酒密売者として巾をきかせているマクティーグ という男がいた。マクティーグは酒密売の独占を企てており、暴力でフリの小密売者たちを圧迫している。一行がノース・スター号に着くと、ロックウェルという小密売者に勧められて、マクティーグの手に渡ることになっていた酒を横取りしてカリフォルニアに向かった。それを知ったマクティーグは怒り狂い、快速船でラッキー・レディを追跡してきた。しかし、キビーが即製のウイスキー瓶の爆弾をマクティーグの快速船の燃料タンクめがけてほおり投げ、爆発させたため難を逃れた。その後もアーロン・モーズリー船長 率いるアメリカ沿岸警備艇に見つかり追跡されたが、巧みに逃げ切った。サンディエゴについた4人は酒を処分し、金が入ると新しい快速艇を手に入れ、ラッキー・レディ号を改装しホテルの一室を借り切り、遊び廻った。そしてホテル暮らしにあきると、彼らはサンディエゴに近いラ・ジュラにマンションを買った。クレアはやっと夢見ていた豊かな生活を始め、社交界の人々とも交際できるようになった。だが、この幸先よいスタートも束の間だった。ある日、ウォーカーとキビー、ビリーがノース・スター号に酒を買いにいくと、甲板には人影がなかった。不審に思った3人は船に乗り移ってみると、乗組員たちは全員殺されていた。やがて操舵室で待ち伏せていたマクティーグ一味が発砲してきた。激しい銃撃戦が始まった。ビリーはマクティーグ一味の弾丸に倒れ、キビーとウォーカーは重傷を負い命からがらティファナ港まで逃げ帰った。クレアの必死の看病が始まった。ウォーカーは足を撃たれただけだったが、キビーは瀕死の重傷だった。数週間後、傷が癒えたウォーカーとキビーはハギンズという密売者と組み、総勢40人の同志を集めてマクティーグに挑戦、数十艘の船による海洋戦の幕がきっておとされた。激戦後マクティーグを倒し、5万ケースの酒を分どって仲間たちと山分けした。


製作:マイケル・グラスコフ

監督:スタンリー・ドーネン

脚本:グロリア・カッツ、ラルフ・バーンズ

音楽:ラルフ・バーンズ

【キャスト】

ジーン・ハックマン、ライザ・ミネリ、バート・レイノルズ、ジョフリー・ルイス、ジョン・ヒラーマン、ロビー・ベンソン、マイケル・ホーダーン、アンソニー・ホランド