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プライド in ブルー
2007年7月14日公開
2006年8月、ドイツで開催されたINAS-FID(国際知的障害者スポーツ連盟)サッカー世界選手権に出場した日本代表選手たちを追ったドキュメンタリー。20人の選手たちのこれまでの道のりやそれぞれの夢、現地で繰り広げられた熱戦と、その後を映し出す。
あらすじ![サッカー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/050.gif)
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知的障害者のサッカーワールドカップ2006年大会に出場した選手たちと、大会の様子を追ったドキュメンタリー。大会の正式名称はINAS-FIDサッカー選手権大会。4年に一度、世界中を興奮の渦に巻き込むFIFAサッカーワールドカップ終了後に開催される、この通称<もうひとつのワールドカップ>は、1994年オランダ大会から始まり、2002年の日韓同時開催大会以後、同じ開催国(地)で実施されるようになった。日本チームはポーランドで行われたヨーロッパ選手権大会に特別参加をし、2002年、日本で開催された第3回大会から正式参加。4回目を迎える2006年ドイツ大会では、参加16ヵ国の選手たちが、2006年8月から3週間に渡り、ドイツ国内41会場で熱戦を繰り広げた。2007年、国内の知的障害者サッカーチーム、および選手数は、日本ハンディキャップサッカー連盟の調査によると、2000年には日本全国で124チーム2375人、2004年には161チーム3053人、2006年には221チーム4258人と、増加している。2006年大会には15才から33才までの20人の選手がドイツに向かった。映画は秋田大学教育文化学部附属養護学校で、ゴールキーパー加藤隆生が練習に励むシーンから始まる。加藤選手、両親、祖母の陽子さんが、それぞれの立場で、養護学校に入学することへのためらい、サッカーチームを知ったことなどを率直に語る。そして、ドイツに応援に行った隆造さんが、「タカオに連れてきてもらったんだなあ」としみじみと語る言葉には、決して生きやすくはなかった家族と本人のこれまでの道のりが込められている。他の選手たちも仕事への取り組み、いじめられたことなどを率直に語る。また、ミーティングを重ねることで信頼を深めてゆく選手たち、出場できない、あるいは十分実力を発揮できない苛立ちを率直に表現する選手たち、恋人との結婚に夢を馳せる選手、どの選手の姿にも一所懸命青春を生きる爽やかさがある。
監督:中村和彦
ナレーション:寺田農
音楽:HΛL
【日本ロケ】撮影:遠藤一彰、比留川伸、中村和彦/VE:玉手久也
【ドイツロケ】撮影:比留川伸、月村圭、中村和彦/通訳:村瀬靖昌
編集:矢船陽介、藤掛順子
製作:松井建始、中野理惠
プロデューサー:鈴木政信、太田裕輝
ナレーション:寺田農
音楽:HΛL
【日本ロケ】撮影:遠藤一彰、比留川伸、中村和彦/VE:玉手久也
【ドイツロケ】撮影:比留川伸、月村圭、中村和彦/通訳:村瀬靖昌
編集:矢船陽介、藤掛順子
製作:松井建始、中野理惠
プロデューサー:鈴木政信、太田裕輝