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クリーチャー
1986年11月29日公開
21世紀、人類は資源を求めて、広大な宇宙へと捜索の旅に出た。ところが、土星の衛星タイタンに向かった調査隊が、“20万年前の遺跡を発見“の連絡を最後に行方不明となる。真相究明のため新たな調査隊が出発した……。
あらすじ👾
21世紀の地球は鉱山物資も底を尽き、西ドイツのリクター社とアメリカのNTI社は土星の第一衛星タイタンにまで触手を仲ばしていた。NTIのタイタン調査隊が約20万年前の遺跡を発見するが、写真を撮ろうとした隊員が遺跡のカプセルに近づいた瞬間、マスクの内側が血の海と化した。一方、NTIの宇宙ステーションに行方不明の調査船が突入するという事故が起こった。NTIは2つの事故を究明するため考古学調査隊を編成しタイタンヘ送った。メンバーは船長のマイク 、隊長のパーキンス 、副操縦士のベス 、医師のウェンディ 、宇宙防衛隊員のメラニー・ブルース 、宇宙考古学のジョン・フェンネル とその恋人で地球考古学者のスーザン・デランバー で、一行を乗せたシェナンドー号はタイタンに到着するが、着陸に失敗し、機能が停止してしまう。先に到着している筈のリクター社の宇宙船にSOSを送ったが何の反応も無かった。NTIのクルー達は恐る恐るリクター船に近づいた。そこには異様な卵と有機物、そしてリクター船乗員たちの無惨な死体があった。その時、スーザンが何者かに殺される。やがてシェナンドー号に、リクター船唯一の生存者ハンス・ホフナー が現われた。彼の話によると、スーザンを襲ったのは、遺跡に集められた銀河系の生体標本の一部だという。20万年も待ち続けたそれは、人間の脳にとりついて仲間同士を相討ちにさせるという。それがクリーチャーだった。スーザンの死に衝撃を受けていたジョンの前に、全裸のスーザンが現われる。誘われるまま外に出たジョンは、クリーチャーに冒されていたスーザンのえじきとなった。しばらくして、行方不明になっていたジョンからリクター船で脱出できると連絡してきた。ジョンがクリーチャーに冒されているとは知らない隊員たちは彼の罠にはまり、次々と殺害されてゆく。ただひとりシェナンドー号に残ったヘスにも身の危険が迫るが、数十万ボルトの電気エネルギーを利用した武器でクリーチャーを撃退、さらにクリーチャーに爆弾を仕掛け、全滅させた。
製作総指揮: モーシェ・ディアマント/ロニー・ヘダー
製作: ウィリアム・ダン
製作・監督・脚本・撮影: ウィリアム・マローン
脚本: アラン・リード
音楽: トーマス・チェイス/スティーヴ・ラッカー
【キャスト】
クラウス・キンスキー
ウェンディ・シャール
ライマン・ウォード
スタン・アイヴァー
ダイアン・サリンジャー
アネット・マッカーシー
ロバート・ジャフィー
マリー・ローラン