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カリートの道
1994年4月23日公開
愛する女のために足を洗おうとしながらも、周囲によっていやおうなく再び悪に手を染めざるをえなくなる男の姿を描いた犯罪ドラマ。
あらすじ![ドア](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/291.gif)
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1975年、ニューヨーク。カリート・ブリガンテは、組織のお抱え弁護士クレインフェルド の尽力で、30年の刑期を5年で終えて出所した。かつては麻薬王としてならした彼も、今度こそ足を洗い、バハマのパラダイス・アイランドでレンタカー屋を営むことを夢見ていた。だが、従兄弟の麻薬取引のトラブルに巻き込まれたカリートは、心ならずも手を血で染める。彼は昔なじみのサッソ のディスコに、死んだ従兄弟の金を投資し、儲けを貯め始める。街はすっかり様変わりし、信頼していた仲間のラリーン は検事となって偵察にきたうえ、チンピラのベニー・ブランコ がのしていた。昔の恋人であるダンサーのゲイル と再会したカリートは、彼女への愛に生きることを誓う。その頃、コカインと汚れた金に溺れていたクレインフェルドは服役中のマフィアのボス、トニー に脅され、脱獄の手引きをさせられる。彼に恩義があるカリートは断りきれずに手を貸す。だがクレインフェルドは深夜のイーストリヴァーで、脱獄したトニーとその息子フランクを殺す。間もなく彼はマフィアに命を狙われて重傷を負う。一方、ノーウォーク検事 はカリートに、クレインフェルドの犯行を証言すれば免罪にすると司法取引を持ちかける。検事は、彼がカリートをハメようと虚偽の証言をしたテープを聞かせた。カリートは取引に応じず、裏切り者のクレインフェルドをマフィアに殺させるように仕向けてカタをつけた。ゲイルと落ち合うグランド・セントラル駅へ急ぐカリートは、追って来たトニーのもう一人の息子ヴィニー 一味と構内で壮絶な銃撃戦を演じる。ゲイルと列車に乗り込もうとした瞬間、カリートは寝返った用心棒のパチャンガの手引きでベニーに撃たれ、静かに息絶えた。
製作: マーティン・ブレグマン/ウィリー・ベアー/マイケル・S・ブレグマン
監督: ブライアン・デ・パルマ
脚本: デヴィッド・コープ
撮影: スティーヴン・H・ブラム
【キャスト】
アル・パチーノ
ショーン・ペン
ジョン・レグイザモ
ペネロープ・アン・ミラー
ジェームズ・レブホーン
ジョゼフ・シラーヴォ
フランク・ミヌッチ
ヴィーゴ・モーテンセン
ホルヘ・ポルセル