遺体 明日への十日間 | シネマ係長の秘密基地

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遺体 明日への十日間

2013年2月23日(土)公開
東日本大震災で被災した岩手県釜石市の遺体安置所を取材した石井光太のルポルタージュ『遺体 震災、津波の果てに』を原作に君塚良一監督が映画化。
あらすじもみじ
2011年3月11日、日本観測史上最大の地震により発生した津波が岩手県釜石市を襲った。一夜明けても混乱状態が続く中、廃校となった旧釜石第二中学校の体育館が遺体安置所として使われることになるが、次から次へと運ばれてくる遺体に警察関係者や市の職員も戸惑いを隠せない。釜石市職員の松田信次 は次第に言葉を失い、葬儀社に勤める土門健一 も経験したことがない犠牲者の数にただ立ち尽くすしかなかった。一方、医師の下泉道夫 や歯科医師の正木明 、歯科助手の大下孝江 らは、いつ終わるのかもわからない検案や検歯の作業に取り組んでいく。そんな中、地区の民生委員として働く相葉常夫 が遺体安置所を訪れる。定年前は、葬祭関連の仕事に就いていた相葉は遺体の扱いにも慣れ、遺族の気持ちや接し方も理解していた。混乱した安置所の様子に驚愕した相葉は安置所の世話役として働かせてもらえるよう旧知だった市長の山口武司 に嘆願、ボランティアとして働くことになる。運び込まれてくる遺体ひとりひとりに生前と変わらぬような口調で優しく語りかけていく相葉。それまでは遺体を“死体”としてしか見られず、ただ遺体を眺めることしかできなかった釜石市職員・平賀大輔や及川裕太 たちも率先して動くようになっていく。照井優子 も複雑な気持ちを乗り越え、安置所に祭壇をつくろうと提案、地元の住職・芝田慈人 も駆けつけ供養をすることになった。震災から10日目。残された人々は今自分が出来ることをやり遂げ、一人でも多くの遺体を家族の元に帰すことだけを考えていた……。

原作:石井光太『遺体 震災、津波の果てに』(新潮社刊)
脚本・監督:君塚良一
製作:亀山千広
エグゼクティブプロデューサー:種田義彦
プロデューサー:高橋正秀/古郡真也/清野真紀/前田久閑
エンディングテーマ:SHANTI「Pray for world」
【キャスト】
西田敏行、緒形直人、勝地涼、國村隼、酒井若菜、佐藤浩市、佐野史郎、沢村一樹、志田未来、筒井道隆、柳葉敏郎