特集:康浩郎のシネマ黙示録#1『大大阪から大阪へ』
2020年9月5日公開
内国勧業博から千里万博、そして舞洲万博へ…ユートピアの先に大阪の未来は見えるか?!
映画は「イメージとしてのイメージ」、
それは、かつてなかったものの思い出…
動物は失っていて人だけが持つ能力。
(ジョルジオ・アガンベン)
大大阪から大阪へ…
大阪が辿り着いた終焉から、再生のユートピアへ救い出す。3作、一挙上映。
今から50年前、大阪千里丘陵に創造された太陽の塔。岡本太郎はそこに3つの顔をあしらった。天辺の「黄金の顔」は未来を、腹部の「太陽の顔」は現在を、そして背面の「黒い太陽」は過去を表現。死から再生への出発点…という神話が秘められていたのです。
3作品同時上映
シネマ1:ドキュメント人間『大都会の海女』(1965年/日本/25分)
シネマ2:『オープン・スペースを求めて』(1969年/日本/18分)
シネマ3:『阿呆船〜さかしまの巡礼』(1984年/日本/43分)
監督:康浩郎