あなたになら言える秘密のこと | シネマ係長の秘密基地

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あなたになら言える

秘密のこと

2007年2月10日公開

クロアチア共和国の内戦によって心に深い傷をおった女と、彼女がふとした偶然で関わる事になった人々との交流を描く人間ドラマ。

あらすじもみじ

工場に従事するハンナ には誰にも打ち明けられない“秘密”があった。友達も作らず何の楽しみも持たず、アパートと勤め先を行き来するだけの日々を送っていた彼女は無理矢理とらされた長期休暇を持て余していたが、これといった目的も持たずに長距離バスに乗り、見知らぬ街を訪れた。そこで出会った男から、期限付きで看護士として雇われる事になったハンナ。海の真ん中にぽつんと浮かぶ油田掘削所に連れていかれ、ベッドに寝たきりのジョゼフ の看護をすることになる。数日前に起きた事故で重傷を負い、目も見えなくなってしまっていたジョゼフは塞ぎ込む様子もなく、明朗で、いたって気さくに話しかけて来るが、ハンナはとりあわずに黙々と看護作業に勤しんだ。事故の影響で操業を休止している工場は静まり返っていたが、ここでは様々な人々が暮らしていた。黙々と看護をしつつもジョゼフのジョークに和まされ、会話に引き込まれていくハンナ。二人は「相手の秘密を知りたければ自分の秘密を一つ教える」という契約を結び、ハンナは実は耳が悪くて補聴器をしている事を教えるが、その原因は明かさなかった。ジョークとも嘘とも分からない“秘密”を教え合って日々を過ごす二人。やがて、ジョゼフのジョークに声を上げて笑うようにまでなったハンナに、ジョゼフは最後の秘密を打ち明ける。さきの事故の唯一の死者は彼の無二の親友であり、本当は事故死などではなく自ら炎に飛び込んで自殺したのだと言う。そして最後に、それは男の妻とジョゼフの浮気が原因なのだと付け加えた。数日後、陸の病院がジョゼフを迎えに来る日を明日に控え、ハンナは今まで誰にも打ち明けることの出来なかった最大の“秘密”をジョゼフに語り始めるのだった。


監督:イザベル・コイシェ
エグゼクティブプロデューサー:アグスティン・アルモドバル、ペドロ・アルモドバル
プロデューサー:エステル・ガルシア
撮影:ジャン=クロード・ラリュー
【キャスト】
サラ・ポーリー
ティム・ロビンス
ハビエル・カマラ
ダニエル・メイズ
レオノール・ワトリング
ジュリー・クリスティ
エディ・マーサン