マルサの女 | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


マルサの女

1987年2月27日(金)公開

国税局査察部に勤める女性が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描く。

あらすじ💰️
税務所の調査官、板倉亮子は、小柄で顔がソバカスだらけの不美人だが、脱税を徹底的に調べるやり手だった。ある日、彼女は一軒のラブホテルに目をつけ、そこのオーナー権藤英樹が売り上げ金をごまかしているのではないかと調査を始める。権藤には息子の太郎と内縁の妻、杉野光子がいた。権藤は一筋縄ではいかない相手で、なかなか証拠も掴めない。そんな時、亮子は国税局査察部に抜擢された。彼らはマルサと呼ばれる摘発のプロである。マルサとしての調査経験を積んでいった亮子は、上司の花村と組んで権藤を調べることになった。ある時、権藤の元愛人、剣持和江から彼の今の愛人、鳥飼久美子が毎朝捨てるゴミの袋を調べろとタレコミの電話が入った。亮子たらは清掃車を追いかけ、やっとのことで証拠の書類を見つけた。権藤邸をガサ入れする日が決まった。当日の朝、出かけた光子を亮子は尾行。権藤邸に花村たちが入った途端、他の何人かが権藤の取り引き先の銀行、久美子のマンションをガサ入れする。光子の見張りを交代して権藤邸に向かった亮子は、権藤と喧嘩し、大金を持って飛びだした太郎を追いかけ慰めた。亮子が邸に戻ると、調査はほぼ完了で証拠は何も出て来なかった。花村は権藤に質問し、亮子に眼の動きを追えと命令する。そして、本棚を推定、本の中をしらみつぶしに探すが徒労に終わる。疲れた亮子が立ちあがって、体を伸ばし本棚にぶつかった途端、壁が動き奥の隠し部屋が現われ大金が見つかった。その頃、久美子の部屋では口紅に隠された多くの印鑑が発見された。また、銀行でも架空の名義が確認された。権藤から貸し金庫の鍵は光子が持っていると聞かされた花村は、光子のいる美容室に出かけ鍵を受け取る。半年後、亮子のまえに太郎のことで御礼が言いたかったと権藤が現われた。彼はまだ全部に口を割らず頑張っていた。自分のもとで働かないかと言う権藤に亮子は首を横に振る。突然、亮子が以前忘れたハンカチを出した権藤は、ナイフで指を傷つけ、血でハンカチに残りの貸し金庫の暗号を記して渡した。

監督・脚本:伊丹十三
製作:玉置泰、細越省吾
撮影:前田米造
音楽:本多俊之
【キャスト】
宮本信子、山崎努、津川雅彦、大地康雄、桜金造、伊東四朗、麻生肇、志水季里子、松居一代、室田日出男、渡辺まち子、竹内正太郎、ジャンボ杉田、ギリヤーク尼ヶ崎、柳谷寛、杉山とく子、小沢栄太郎、佐藤B作、橋爪功、大滝秀治、マッハ文朱、加藤善博、
嵯峨善兵、奥野匡、絵沢萠子、小坂一也、山下大介、篠井世津子、横山道代、田中明夫、高橋長英、芦田伸介、小林桂樹、岡田茉莉子