若草の祈り | シネマ係長の秘密基地

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映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


若草の祈り

1971年12月25日(土)公開
あらすじもみじ
ボビー、フィリス、ピーター の三人姉弟は、突然わけのわからない不幸に見舞われてしまった。暖い家庭を築いてくれていた父が急に見知らぬ男に連れ去られてしまったのだ。悲しみにくれる母は、それでも毅然とした態度を見せ、やがて引っ越したヨークシャーの田舎の荒れはてた家でも、つとめて子供達に明るい顔を見せようとしていた。子供達は、毎日丘をかけまわり大好きな汽車を見るのが楽しい日課になった。とくに“グリーン・ドラゴン”とは大の仲よしになり、オークワース駅のパークスさんとも親しくなった。汽車と仲よくなるうち一等車に乗る一人の老紳士とも親しくなった。ところが母が病気で倒れてしまった。生計をたてるため夜おそくまで仕事をしていたのが悪かったのだ。すっかり困った三人は、あの老紳士にお願いの手紙を書いた。パークスさんがバスケット一ぱいの食料品をもってきてくれた。病気の癒えた母を出迎えた姉妹は駅で行き倒れの外国人を見て自宅に連れ帰り、手厚く看病を続けた。その外国人はロシアの作家で、流刑の地シベリアを脱走し、すでに亡命している妻子を探しにやってきたのだった。その日、地すべりを発見した三人は、危険を忘れて線路に立ち、事故を未然に防いだ。鉄道会社からは“鉄道の子供たち”という称号を贈られ、これを知った老紳士からも、救いの手がさしのべられた。ロシア人も老紳士のおかげで、妻子の居所を知ることができた。偶然古新聞で父がスパイの罪で5年の刑をうけ服役中であることを知った家族にやがて、老紳士からの良い知らせが入ってきた。駅に汽車がすべりこみ、真白な蒸気の中になつかしい人影が浮んでいた。

監督:ライオネル・ジェフリーズ
原作:エディス・ネズビット
キャスト
ダイナ・シェリダン
バーナード・クリビンス
ジェニー・アガター
サリー・トムセット
ゲイリー・ワレン