シネマ歌舞伎 怪談 牡丹燈籠(ぼたんどうろう) | シネマ係長の秘密基地

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シネマ歌舞伎 

怪談 牡丹燈籠

(ぼたんどうろう)

2009年7月11日(土)公開
あらすじメラメラ
浪人萩原新三郎 に恋い焦がれて死んだ旗本飯島平左衛門の娘お露 は乳母のお米 と、毎夜新三郎のもとを訪ねてくる。二人が幽霊であることを知り、金無垢の海音如来と護符で身を守る新三郎。お米は下男の伴蔵に、お札を剥がして欲しいと頼む。世話になっている新三郎を殺させるわけにもいかず、幽霊の祟りも恐ろしいと伴蔵が迷っていると、女房のお峰 は、百両をもらって取引をするよう、伴蔵をけしかける。伴蔵が百両と引き換えに如来像をすり替え護符を剥がすと、新三郎はお露の幽霊に取り殺されてしまう〈第一幕〉。
一年後。伴蔵とお峰は江戸から逃げ、故郷の栗橋で商売を営んでいる。一方、愛人の旗本宮野辺源次郎 に平左衛門 を殺させた平左衛門の愛妾お国 は、栗橋で物乞い暮らしをしていましたが、今は茶屋笹屋で女中をし、さらに伴蔵の妾となって、源次郎との生活を支えている。そんなある日。笹屋に入った若い奉公人お梅 の素性を知って、お国はぞっとする。お梅は、お国と源次郎が平左衛門とともに殺してしまった、お竹の実妹だったのだ。しかも今日は、お竹の一周忌。その夜、乱れ飛ぶ蛍の群れにまぎれて源次郎は発狂。お国ともども自らの刃で息絶えてしまう。伴蔵とお国の仲に嫉妬して、怒り心頭のお峰だが、今夜は伴蔵にもてなされて上機嫌。しかしふとお峰が振り向くと、刀を振りかざした伴蔵が立っていた…。
〈第二幕〉。カラン、コロンという下駄の音を響かせ、牡丹燈籠を手に現れる女の幽霊。中国の説話をもとにしながら、幽霊よりも人間の業の恐ろしさを描く。

演出:戌井市郎
原作:三遊亭円朝
キャスト:仁左衛門、坂東三津五郎、片岡愛之助、中村七之助、中村壱太郎、中村吉之丞、上村吉弥、坂東竹三郎、中村錦之助、坂東玉三郎