炎の舞/ピンクレディーの活動大写真 | シネマ係長の秘密基地

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炎の舞

1978年12月16日(土)公開
百恵・友和のコンビによる文芸シリーズ第九作目の今回は、太平洋戦争を背景に、狂おしいまでの激しい愛に生き、そして殉じた女と男を描く。
あらすじ晴れ
水産学校を卒業した拓治は、山の奥に住む平家の落人村の娘、きよのと古い因習を破って結ばれた。しかし、二人の新婚生活は、戦争のために中断をよぎなくされた。戦局は激しくなり、拓治も負傷して送還されてきた。右足の損傷により、生命の危険にさらされた拓治は、きよのの看護で奇蹟的に回復した。水入らずで闘病生活をする二人に笑顔が戻ってきた。拓治は昔ながらの体力を取り戻し、二人は狂ったように愛を確かめあっていた。そんな時、またしても拓治に赤紙が舞いこんだ。拓治を送りだす日が来た。愛蔵の能面をつけて舞うきよのの姿は、きよのの執念の叫びであった。拓治は出征した。きよのは拓治の思い出を抱いて、凍てついた山道にお百度を踏んだ。疲労から倒れたきよのは、こんこんと眠りつづけた。しかし、拓治は南の海に散華した。やがて意識を回復したきよのは、仏壇の拓治の写真を見て全てをさとり、黒髪を切り仏壇に供えて、拓治の命を奪った海に静かに身を沈めるのだった。

製作: 堀威夫/笹井英夫 
監督: 河崎義祐 
原作: 加茂菖子 
脚本: 山田信夫/渋谷正行 
撮影: 萩原憲治 
音楽: 佐藤勝
【キャスト】
山口百恵/三浦友和/細川俊夫/木暮美千代/能瀬慶子/荒木道子/岡元達哉/金沢碧/佐藤仁哉/有島一郎 

ピンクレディー

の活動大写真

デビュー曲〈ペッパー警部〉以来、全てのレコードがミリオンセラーというスーパー・スターのピンク・レディーの初の主演映画。
あらすじもみじ
映画企画会議は難航していた。製作者の白川、監督の赤沢、脚本家の青田の三人は、ピンク・レディーの主演映画のアイデアを出しあっていた。ロス・アンゼルスでレコーディング中の彼女たちが帰国するまでに、その企画は決定されなければならなかった。青田の企画は--ケイは看護婦、ミーはその妹でOL。ある日、ケイは患者の静江に気に入られ、貿易会社に勤める息子、高之の嫁になってくれないかと言われた。すっかりその気になったケイはミーに相談すると、ミーにもスナックのバーテンをやっている好きな男がいると言う。ミーの話に不安を感じたケイがそのスナックに行くと、なんとその青年は高之だった。彼の話によると、会社は倒産してしまい、病気の母に心配かけないように働いているとのことである。そして高之の真意を聞いたケイは、ミーと結ばせるべく、自ら身を引くのであった……。白川はその案に気のりしなかった。彼のSF映画のアイデアは--ミーとケイはサーカスの団員で、南極で発見された珍獣モンスターの訓練師兼飼育係。しかし二人は団長たちにいじめられ、見せ物にされるモンスターを見かね、檻から助け出して、ミーとケイも逃げ出した。二人と一匹の逃避行も長くは続かず、追手に取り囲まれてしまった。と、その時、空中からUFOが舞い降り、ミーとケイとモンスターを包み込んで大空の彼方に消えてしまった。モンスターはパドラ星に凄む宇宙人だった。彼らは地球人は野蛮で危険な人物と判断、ミーとケイにパドラ星に永住することをすすめた。二人はこの誘いに応じパドラ星人になるべく人体改造手術をした。ところが、包帯を取ると、手術は失敗しており、二人は透明人間となってしまった……。赤沢は面白くない。彼はアクション活劇、西部劇を主張した。--舞台はテキサスのある町、二人は酒場の人気ショー・ダンサー。ケイはオニオン牧場のシュガーを愛している。牛泥捧のガーリック一家はシュガーを目の仇にしていた。ある日、ミーとケイがガーリック一家にいじめられていると、そこへシュガーが現われ、決闘の末、一人を射ち殺し、彼は逃げ去った。保安官ペッパーは、シュガーを捕えるべく追跡を開始した。ガーリック一家も黙ってはいない。ついに三者が顔を合わせた。二人の歌い踊る酒場に、シュガーはケイ会いたさに現われたのだ。ガーリックの銃が火を吹いた……。このアイデアに酔っているのは赤沢だけたった。「やっぱりUFOだ!」。「何!西部劇のどこが悪い!」。三人の意見はまとまらず、ついに大ゲンカ。その時、ロス・アンゼルスから国際電話が入った。もちろん、ミーとケイの二人からだった……。

監督:小谷承靖 
原案・脚本:ジェームス三木 
音楽:都倉俊一
【キャスト】
ピンク・レディー《根本美鶴代 増田啓子》
/田中健/岡本富士太/石立鉄男/秋野太作/田中邦衛