カンバック | シネマ係長の秘密基地

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「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。




カンバック

1990年10月20日(土)公開
焼鳥屋を経営する元世界チャンピオンのボクサーが、息子のためにカンバックする姿を描く。
あらすじボクシング
ボクシング界にヒーローが誕生した。石山健太郎が見事なKO勝ちで世界を制したのだ。リングサイドで観戦する元世界チャンピオン鈴木丈は「退屈だから戦うんです」と言い放つ石山に反感を覚える。丈は今や引退して「鳥丈」という焼鳥屋をやっていた。ある日、13年降りに会ったボクサー時代の友人・レジナルドから兄の陸がグアムにいることを知らされた丈は、長い間姿を消している陸にどうしても会いたいという年老いた母・絹代と妹・ルミとその夫・圭と共にグアムに飛んだ。陸と兄弟の縁を切り、それによって妻子とも別れるハメになった丈は、内心不安だったが絹代のためにグアムに家を買おうと話す陸の熱意に負け、家の代金を用立てるのだった。だが、陸には、マフィアがらみのプロモーターに莫大に借金があり、家の代金もその穴埋めに使われていた。そればかりか丈に内緒で丈の13年振りのカンバック戦まで契約していたのだった。陸はまたも行方不明、一人残された絹代は日本に戻ってきたが、旅の疲れと心労によって死んでしまう。葬儀の晩、駆けつけた陸に、「自分がカンバックすれば全て納まるのか」と問いつめる丈。だが、それは石山の前座試合という屈辱的な話だった。決心がつかない丈は、別れた妻、節子に再会し、そこで父親がいなかったためにグレてしまった息子・男に親父としての何かを残してやりたいと思い、カンバックを決意する。かつての名トレーナー・三雲にセコンドを頼み、過酷なトレーニングと苦しい減量の日々が始まった。そして、もう一度ゼロから始めようとする丈のために、カンバックのゴングは鳴った。さすがに丈にとっては、かなり不利な展開となり、死闘となった。打たれまくる丈だったが、最終ラウンドの時、遂に丈の一発が相手を倒した。丈は見事にこのカンバックを制したのだ。しかしその瞬間、丈はリング上に倒れ永遠の眠りにつくのだった。

企画・製作・総指揮・脚本・監督・主演
ガッツ石松
原作:阿部譲二
シナリオ原案:倉本聰
プロデューサー:林実、金沢文衛
キャストメラメラ
栗原小巻、竜雷太、高樹澪、風見章子、宍戸錠、地井武男、平泉成、ポール牧、梅津栄、野呂圭介、長倉大介、杉浦滋男、前田晃一、福田健吾、高品格、ロバート・フラー、若山富三郎、菅原文太、安部譲二、木原光知子、渡瀬恒彦