おけちみゃく | シネマ係長の秘密基地

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おけちみゃく

2019年1月5日(土)公開

古典落語『お血脈』を原作にしたファンタジー時代劇。戦国時代末期、天寿を全うした豊臣秀吉は、地獄で石川五右衛門と出会う。その頃、誰でも天国に行ける印鑑“おけちみゃく”の流行で罪人が来なくなった地獄では、困り果てた閻魔大王が一計を案じるが……。

あらすじ晴れ
1598年。お忍びで阿弥陀三尊像を参拝する途中、豊臣秀吉 は天寿を全うする。死後、何日もかけて閻魔大王 の接見を受けた秀吉は、大量虐殺を先導した罪で地獄行きに。すると、“平和のために天下を統一”したのだから、天国行きだと暴れ始める秀吉。だが、秀吉は女鬼 に捕えられ、さらなる悪事の数々が暴かれる。中でも、千利休 を毒殺の嫌疑にかけたことから、富田入道 が待ち構える無間地獄へ送られることに。しかし、罪深さから、まずは別の地獄へ。熱い湯の中に落とされた秀吉に恨みたっぷりで話しかけたのは、石川五右衛門 。なんと秀吉は、五右衛門がいる“釜茹で地獄”に落ちたのだ。その頃、地獄では罪人が1人も来なくなっていた。その原因は“おけちみゃく”という印のせいだとの噂が。額にポンと押すだけで、罪人も天国へ行けるという判子が現世で一大ブームを巻き起こし、地獄に人が来なくなったというのだ。悩んだ閻魔は、地獄の大盗賊に“おけちみゃく”を盗ませるという女鬼の案を採用。早速、大盗賊・五右衛門を呼び出す。さらに、逃げないようにと、秀吉がお目付役として同行。こうして、大王の命で2人は戦国時代の1558年、甲斐善光寺に蘇生する。早速、武田家伝承の宝石を盗まれて困っている春日虎綱 の娘に出会った2人は、彼女を助けようとするが……。

監督・企画・制作:秋原北胤
アフレコ演出:横溝康浩
制作:長峰夏希
カメラ:森敏彦、花坊
【キャスト】
綾田俊樹、和泉元彌、ベンガル、高畑こと美、稲見雅文、咲良、立川寸志、スティーブ・エトウ、北野恒安、川島正治、皆川勇人、櫻井みゆき、古川望未、中根仁、山田学