ブエノスアイレス | シネマ係長の秘密基地

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「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


ブエノスアイレス

1997年9月27日(土)公開
ウォン・カーウァイが、南米はブエノスアイレスを舞台に、さすらうゲイの男二人の人生模様を鮮烈に綴った一編。
あらすじ虹
アルゼンチン。旅の途中で知り合ったゲイのカップル、ウィン とファイ 。やり直すため、イグアス滝へ向かって旅立つが、道に迷って言い争い、それが別れ目に。しばらく後。ブエノスアイレス。タンゴ・バーでドアマンをしていたファイの部屋に、傷ついたウィンが倒れ込んでくる。ウィンはしばらくファイの部屋に居候。だが、二人にかつてのような情事はない。傍若無人なウィンの振る舞い。怪我から回復したウィンは、コックをはじめたファイの留守中は外出が目立つように。ファイはパスポートを隠した。ウィンは怒り狂い、ファイに「返せ」と迫るが、ファイは取り合わない。ある日。ウィンの姿は消えていた。うつろな思いのファイ。だが、厨房の後輩チャン は心を安らがせる。「僕の耳はいい。声だけで相手がどんな人だとか何でも分かるんだ」。裏通りでサッカーに興じたりと楽しい日々。やがて、やはり旅人のチャンは「世界の果てが見たい」と南米最南端を目指して街を去った。別れの夜。チャンはファイのメッセージを吹き込んだテープを持っていった。ファイの悲しみを捨ててくれるというのだ。ファイは香港へ帰る金を稼ぐため、夜の食肉処理場で働きはじめた。ウィンから電話があり、またパスポートを返せとメッセージがあるが、ファイはもうやり直す気はない。二人はすれちがうだけで会わなかった。金が貯まったファイは一人、イグアス滝へ。同じ頃。チャンは最南端の岬の灯台に。ファイの声にチャンは耳を傾ける……。1997年2月。ファイは香港へ戻った。戻る前。台北で、チャンの家族の店に立ち寄った。店の奥には灯台に立つチャンの写真が。ファイはこっそりそれを盗み取った。会いたい時は彼がどこにいてもいつでも会えるのだ。

製作・監督・脚本: ウォン・カーウァイ
エグゼクティブプロデューサー:チャン・イーチェン
製作主任:ジャッキー・パン
撮影: クリストファー・ドイル 
出演: レスリー・チョン/トニー・レオン/チャン・チェン