北斗の拳 & 北斗の拳2
収録話数: 北斗の拳(全109話), 北斗の拳2(全43話)
2002年7月24日 DVD発売告知チラシ。
第一部西暦199X年、地球は核の炎に包まれた。だが、人類は死に絶えてはいなかった。国家が機能を失い、暴力がすべてを支配する世界となった核戦争後の大地で、一子相伝の暗殺拳北斗神拳の伝承者ケンシロウはかつての親友で南斗聖拳の継承者シンによって七つの疵を胸に刻まれ、将来を誓い合った許嫁のユリアを奪われる。元は暴力を嫌う心優しい性格だったケンシロウだが、冷酷な復讐鬼となり悪党たちを容赦なく叩きのめしていく。旅の途中で出会ったリンやバットを連れて、旅を続けるケンシロウは関東一円を支配する「KING」を束ねる因縁のシンと再会し、死闘の末に倒すがユリアは転落死を遂げたと伝えられる。旅中で南斗六聖拳の伝承者たちと出会うケンシロウはときにかけがえのない親友として、ときに強敵として戦いを繰り広げる。そんな中、ケンシロウを騙って暴虐の限りを尽くすジャギを皮切りにかつての伝承者候補だった3人の師兄たちの生存を知る。中でも、ケンシロウにとってかけがえのない恩人で、真の継承者として北斗神拳を受け継ぎ、医療に役立てるはずだったトキの消息が気がかりとなっていた。監獄都市カサンドラで囚われのトキを奪還したケンシロウだったが、トキはケンシロウとユリアを守るために被爆した影響から死を目前としていた。やがて、長兄にしてケンシロウ最大のライバルであるラオウが拳王軍を率いて現れる。世紀末覇王を目指すラオウは自ら力を背景として核戦争後の混乱に終止符を打とうと目論んでいた。そして、南斗六聖拳の最後の将でその実生存していたユリアを手中にすべく彼女を護る南斗五車星の戦士たちを次々に倒していく。ラオウの実弟トキも戦士としてラオウに死を賭した戦いを挑むも敗れる。トキの導きで北斗神拳究極奥義「無想転生」を会得したケンシロウは激闘の末にラオウを倒し、余命の短いユリアとささやかで平穏な日々を過ごす。 第二部時は流れ、リンは美しい女性に成長し、バットも逞しい青年に成長していた。時代の混迷は続き、拳王ラオウの脅威が消えると新たに天帝を擁する元斗皇拳が台頭し、バットたち「北斗の軍」は彼らの脅威に立ち向かっていた。ユリアと死別したケンシロウはバットたちの苦境に力を貸し、元斗皇拳との争いの渦中に巻き込まれる。そんな中、リンは修羅の国に連れ去られてしまう。連れ去られたリンを追い求め、北斗のルーツがある修羅の国に渡ったケンシロウとバットはラオウ、トキの実兄で北斗琉拳の使い手カイオウが支配する修羅の国で新たな戦いに身を投じる。再び巻き起こった北斗対北斗の戦いでケンシロウは生き別れの実兄ヒョウとの戦いを余儀なくされ、ヒョウを利用し狂わせた強敵カイオウとの戦いに勝利し、二つの北斗の混迷に終止符を打つ。リンはその実ケンシロウを深く愛していたがケンシロウはバットにリンを託し、二人に別れを告げる。 終章ケンシロウは次代の北斗神拳継承者としてラオウの遺児リュウを後継者に選ぶ。そして、ケンシロウとの旅の途中で拳王の子として才覚を発揮するリュウをラオウの死後も忠誠を誓うバルガに預ける。やがて、旅を続けるケンシロウは記憶を喪い、同じくバットの計らいで記憶を喪ったリンと再会を果たす。だが、最後の敵との戦いで記憶を取り戻したケンシロウは改めて弟分のバットにリンを託すのだった。
放映期間:1984年10月4日-1987年3月5日。タイトルに「世紀末救世主伝説」が付されたのは23話から。全109話。世紀末救世主伝説 北斗の拳2 放映期間:1987年3月12日 - 1988年2月18日。全43話。原作:武論尊、原哲夫監督:芦田豊雄声優 - ケンシロウ:神谷明
- バット:鈴木みえ → 難波圭一(北斗の拳2)
- リン:鈴木富子 → 冨永みーな(北斗の拳2)
- ラオウ:内海賢二
- トキ、アミバ:土師孝也
- ジャギ:戸谷公次
- シン:古川登志夫
- レイ:塩沢兼人
- ユダ:島田敏
- サウザー:銀河万丈
- シュウ:森功至
- ユリア:山本百合子
- マミヤ:藤田淑子
- ヒューイ:曽我部和恭
- シュレン:若本紀昭
- フドウ:飯塚昭三
- ジュウザ:安原義人
- リハク:青野武
- リュウガ:堀秀行
- 『北斗の拳2』からの登場人物
- ファルコ:田中秀幸
- 天帝ルイ:鷹森淑乃
- アイン:山口健
- 赤鯱:郷里大輔
- シャチ:鈴置洋孝
- レイア:勝生真沙子
- ジュウケイ:宮内幸平
- カイオウ:内海賢二
- ヒョウ:小川真司
- ハン:戸谷公次
- ナレーター:銀河万丈 → 千葉繁