千と千尋の神隠し
どんぐり共和国 限定
ゆびにんぎょう
全15種類。☀
油屋で働いている色白の謎の美少年。外見年齢は12歳。湯屋の男の従業員の中で彼だけが子供に見え、彼の制服の水干は上着が白、袴が青、裸足に草履、何も被らない。緑がかった黒いおかっぱ頭で、常に涼しい顔をしている。湯婆婆の弟子であり魔法使いとしては見習いだが、番頭として湯屋の帳簿を預かっている為従業員達から一目置かれている。作中で初めて千尋と会った時から人間である彼女を助けており、心の支えにもなっている。
湯屋で下働きをしている蛙。カエル男の中で彼だけがカエルそのものの姿。千尋を最初に見た時などにジャンプしている。カエル男の中で彼だけは髪がない為か何も被らず、制服は青い着物、裸足。砂金に目がなくがめつい性格。
油屋のボイラー室を取り仕切っている黒眼鏡をかけた老人。クモのような姿で、伸縮可能な6本の腕を自在に操り、油屋で使われる湯を沸かし、薬湯の生薬を調合する仕事をしている。
湯婆婆の息子。赤い腹掛けをした巨大な赤ちゃんで、銭婆に「太り過ぎ」と評される肥満体型。甘やかされて育てられている為、性格はかなり我儘。怒ると暴れ泣きわめき、怪力で部屋を破壊する。
湯婆婆に仕える、緑色の頭だけの怪物。3体いる。中年男性のような顔で、跳ねたり転がったりしながら移動する
河の神
その姿は、河の流れそのものであろう半透明で不定形な長い竜のような体。能面の「翁」の仮面の様な顔を持つ、優しそうでありながら神々しいものであった。河の神は「よきかな」と言った後、笑い声をあげながら湯屋の高所にある格式高い唐破風の大戸から飛び去っていくが、去り際には世話になった千尋に謎の団子「ニガダンゴ」を与え、湯屋には大量の砂金を残していった。
銭婆の魔法によって小太りのネズミに姿を変えられる。ネズミの姿の際の移動は、同じく銭婆に小さなハエドリに姿を変えられ、共に行動する湯バードに運んでもらっているが、湯バードが飛び過ぎて疲れた際は、湯バードを乗せて自分で歩行していた。
銭婆の家から戻る際に千尋が語った思い出話により、自分の本当の名前を思い出す。千尋と再会した事で湯婆婆の支配(体内の虫)と銭婆の魔法(ハンコの守りのまじないとヒトガタ)から救われた彼は、湯婆婆の弟子を辞める事を決めた。そして元の世界に戻る千尋との別れ際、いつかまた会いに行くと約束した。
千と千尋の神隠し
『坊』手のりソフビ人形