ばかもの | シネマ係長の秘密基地

シネマ係長の秘密基地

映画チラシ・玩具など長年収集していたコレクションを紹介しています。
「あらすじなどはチラシの裏面などをコピペしています」所有しているコレクションだけをダラダラ紹介しています。


ばかもの

2010年12月18日公開

成宮寛貴と内田有紀共演で贈る恋愛ドラマ。気ままな大学生と強気な年上の女性の出会いと別れ、そして変わり果てた姿での10年後の再会を通して、決して離れることのできない男女の不器用な愛を描く。

あらすじ晴れ

群馬県高崎市。地元の大学に通い、気ままな生活を送る19歳の“ヒデ”こと大須秀成 は、近所のおでん屋“よしたけ”で、店の女将 の娘、27歳の吉竹額子 と出会う。数日後、偶然同じバイト先で働いていた2人は再会。その日、額子はヒデを部屋に連れ込み、半ば強引に童貞を奪ってしまう。年上女性の奔放さに戸惑いながらも、額子にのめりこんでいくヒデ。だが、2人の別れは突然だった。ある夜、額子は公園の木に後ろ手にヒデを縛り付け、彼の下着を降ろす。そして長いキスをすると、額子は唐突に結婚を決めたことを告げ、ヒデをその場に放置して去っていく。茫然自失のヒデ。大学卒業、そして就職と生活は変わっていく。ヒデは友人の加藤 の紹介で知り合った翔子 と暮らし始める。額子とは違い、清楚で真面目な翔子。だが、ヒデの虚しさは募るばかりだった。それを紛らわすかのように、酒に溺れていく。やがて会社で疎まれ、恋人や友人も周囲から去っていく。仕事を休んで部屋で酒を飲み続ける息子の姿を見て、涙する母 。それでもヒデの酒量は増える一方で、姉の結婚式では泥酔して暴れ、会社も辞める羽目に。そしてとうとう、飲酒運転で交通事故を起こしてしまう。これを機にようやく、ヒデはアルコール依存症の治療を受けるようになり、苦しみながらも快復していく。中華料理屋でバイトを始め、踏み出す新しい一歩。そんなある晩、ヒデは額子の母親と再会。額子の様子を耳にする。幼かった頃、そしてヒデと別れてからの惨い運命。額子と出会ってから10年もの歳月が流れていた。額子に会いたい。気持ちを抑えられないヒデは、彼女の住む街へ向かう。待ち合わせのバス停に佇む額子。その姿は変わり果てていた。それでも、忘れられなかった2人の10年に渡る想いが溢れ出す……。


監督:金子修介
原作:絲山秋子『ばかもの』(新潮社刊)
製作総指揮:植村伴次郎 
エグゼクティブ・プロデューサー:奥山和由
脚本:高橋美幸
プロデューサー:沖元良、中林千賀子
撮影:釘宮慎治
主題歌:shela(「めぐり逢い」)
<キャスト>
成宮寛貴/内田有紀
白石美帆/中村ゆり/浅見れいな/岡本奈月/浅田美代子 /小林隆/池内博之/古手川祐子