大人のための上質な箏時間|片山純子オフィシャルブログ

大人のための上質な箏時間|片山純子オフィシャルブログ

沢井箏曲院師範・片山純子のブログ。
大阪を拠点に関西で活動する箏演奏家。
舞台演奏と指導を通し、より美しい音と表現を目指すレッスンや、活動の記録を発信してます。

大阪を拠点に関西で活動する箏演奏家として、
演奏と指導の両面からお箏に向き合っています。

大人女性の方を中心に、

「もう一度きちんと学び直したい」
「より美しい音・表現を身につけたい」

という想いに寄り添ったレッスンを行っています。
一人ひとりの音や感性を丁寧に磨いていくことを大切にしています。

このブログでは、演奏活動の記録や舞台の裏側、上達のヒントや生徒さんの変化などを発信しています。

お箏と向き合う、豊かで上質な時間を。

▶ レッスン・演奏依頼はこちら
https://kotojunko.com
▶演奏動画はこちら
http://www.youtube.com/kotojunko

こんにちは照れ

ブログにお越しいただき
ありがとうございますラブラブ


箏のこと、生徒さんとのこと、

日々の中で感じたことを、

ゆっくり綴っています。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

沢井一恵先生がご逝去されてから、

改めて、先生の存在の大きさを

感じる日々が続いています。

これまでに、たくさんの出来事がありましたが、
その中でも

今も強く心に残っていることがあります。

ある日、私の生徒が突然、先生のもとを訪ねて、
「プロになりたい」と伝えたことがありました。

まだ始めて間もない生徒で、
私自身まったく聞いていなかった出来事でした。

驚きと戸惑いでいっぱいでしたが、
先生はその生徒を決して拒むことなく、
まずは話をしっかり聞いてくださいました。

その後も、私の状況を気遣いながら、
丁寧に関わってくださいました。


結果的には、夢叶わずでしたが、
先生の懐の深さと、人を見るあたたかさに、
どれほど救われたか分かりません。

もう一つ、忘れられない出来事があります。

私が主宰する演奏会に先生をお招きした際、
先生に共演をお願いしたい曲について

ご相談したところ、

「その曲もいいけれど、

『二つの群のために』にしない?」

と、思いもよらないご提案をいただきました。

大編成で難易度も高い作品。
正直、戸惑いもありました。

でも先生は、
「あなたの生徒さんたちなら大丈夫」と、
迷いなく言ってくださいました。

その一言が、
私たちの背中を押してくれました。


メンバー全員で挑戦したあの時間は、
今振り返っても、かけがえのない財産です。

先生はいつも、
本人がまだ気づいていない少し先の可能性を見て、
人を信じ、引き上げてくださる方でした。

その姿勢に、

どれほど育てていただいたことかと思います。

今回の追悼コンサートも、
きっと先生なら

「やってみなさい」

と、あの穏やかな口調で
背中を押してくださる気がしています。

だからこそ今、
受け取ってきたものを、音にして返したい。

重ねる一音一音が、
先生への感謝につながることを願いながら、
本番へ向かっています。


先生から受け取った音や想いを、

これからも大切に繋いでいきたいと思っています。


9月に追悼コンサートを予定しており、

その時間を皆さまと分かち合えたら嬉しいです。


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 現在、レッスンは若干名のみ

 ご案内可能です。


 ブランクのある方も、

 安心して再開していただけます。


 より深くお箏を学びたい方は、

 ぜひ一度ご相談ください。


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箏のこと、生徒さんとのこと、

日々の中で感じたことを、

ゆっくり綴っています。

 

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我が家には、2匹の愛犬がいます。


初代ワンコのみくは、4年前に10歳で

急逝しました。


いつも私のそばで箏の練習を聴いていたみく。

その日もレッスン部屋にいたのですが、

練習の途中でふらりと部屋を出て行きました。


トイレにでも行ったのかな、

くらいにしか思わず、

そのまま練習を続けていました。


ひと段落して様子を見に行くと、

家族から「具合が悪そう」と言われ、

そこからみるみる体調が悪化。

夜間救急へ向かい、一晩ICUに入院しました。


翌朝、一般病院へ向かう車の中で、

みくは私の腕の中で

静かに息を引き取りました。


しばらくの間は、

箏を弾くことができませんでした。


けれど、少しずつ日常を取り戻す

きっかけになったのも、やはり箏でした。


音を出し、曲と向き合う時間が、

悲しみの中にいた私を少しずつ前へ

進ませてくれたように思います。


今でもふとした瞬間に思い出す、

大切な存在です。


そして現在一緒に暮らしているのが、

4歳になるめい。


どこかみくに似ていて、

「生まれ変わりかな」と

感じることがあります。


みくは子犬の頃から物をかじることは

ありませんでしたが、めいは1歳くらいまで

立派なかじり屋さんでした。


木製品を見ると何でもガリガリ。


そのため、木製品だらけの

箏のレッスン部屋には立ち入り禁止に

していた時期もあります。


やっと落ち着いて出入りできるように

なったと思ったら、今度は

私の気を引くためのイタズラが始まりました。


立奏台の脚をかじったり、

台を固定するくさびを器用に引き抜いたり。


レッスン部屋には、

めいの「作品」が今も残っています笑


それでも不思議なことに、

箏や三味線そのものをかじったことは

一度もありません。


楽器だけは特別なものだと、

ちゃんとわかっているのかもしれません。


そんな2匹に共通していることがあります。


それは、箏の音を聴くのが好きなこと。


私が練習を始めると、

必ず近くにやって来て、静かに寝そべります。



不思議なことに、

練習中に邪魔をすることはありません。


「箏の音が鳴っている間は

        相手にしてもらえない」


そんなことを理解しているかのように、

私が休憩するまで静かに待っています。


レッスンの時はリビングで過ごしていますが、

生徒さんと話をしている時間も含めて

「まだ終わっていない」ということが

わかるようです。


さすがに話が長くなると催促されますが、

それもまた微笑ましい日常です。


人にとっても、動物にとっても、

箏の音色にはどこか心を落ち着かせる

力があるのかもしれません。


練習中、


「今日は全然弾けないよ」


「少しは良くなってきたかな」


そんなことを話しかけながら

練習することもあります。


返事はありませんが、

そばで気持ちよさそうに眠る姿を見ると、

不思議と心が和らぎます。


箏は演奏するための楽器ですが、

私にとっては日々の暮らしの中にある存在

でもあります。


愛犬たちと過ごした時間の中にも、

いつも箏の音がありました。


これからも、そんな何気ない日常を

大切にしていきたいと思っています。


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箏のこと、生徒さんとのこと、

日々の中で感じたことを、

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サロンコンサートが無事終了しました。


振り返ると、

今年1月に話が持ち上がってから本番まで、

本当にあっという間の5ヶ月でした。


今回のコンサートは、

箏、17弦、フルート、ピアノという編成。



既存の楽譜がある曲は、

どう演奏すればより良くなるかを

追求していけばいいのですが、

この編成で演奏する曲の多くは、

もともと楽譜が存在しません。


つまり、


「誰がどの音を担当するのか」

「どの楽器にメロディを渡すのか」

「箏らしさをどう活かすのか」


そんなところから考える必要があります。


特に今回取り組んだ

『Summer』と『情熱大陸』は、

4パートそれぞれの音域や役割を考えながら、

何度も形を作り直しました。


前回ご好評いただいた

『Oriental Wind』や『祝宴』も

再演しましたが、

ただ同じように弾くのではなく、

アレンジや楽器の役割を見直し、

前回よりさらに面白くなることを

目指しました。


本番で皆さまにお届けした音楽は、

5ヶ月前には

まだ存在していなかったものです。


何度も試し、悩み、作り直しながら

少しずつ形になっていく。


その過程は大変でもありますが、

同時に音楽を創る楽しさ

そのものでもあります。


そして今回、改めて感じたことがあります。


現代邦楽に親しんでいる方は、

箏や17弦の音色をよくご存じですが、

洋楽を中心に聴いてこられた方の中には、


「箏って、お姫様が優雅に

ポロンポロンと弾く楽器ですよね?」


というイメージをお持ちの方も

少なくありません。


だからこそ、激しいパッセージや

現代的な奏法、フルートやピアノとの

掛け合いに驚かれることも多いのです。


終演後には楽器や楽譜に

興味を持ってくださったお客様が

たくさん声をかけてくださいました。


演奏そのものだけでなく、

箏という楽器の新しい一面を

知っていただけたことも、

とても嬉しく感じています。


そして早くも次回のコンサートのお話も。


また新しい曲との出会いから始まります。


次はどんな音楽が生まれるのか。


私自身も今から楽しみです。


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まだ経験が浅く、曲を仕上げることで

精一杯という段階では、

・弾けるテンポで正確に弾く
・適正な速さで弾けるようにする
・全体の流れを止めずに弾く
・ミスタッチを減らしていく

といった、音に直接あらわれる

“わかりやすい上達”を目標に練習します。

この段階では、練習の回数が

そのまま力になっていきます。
頑張った分だけ結果として見えやすく、

それが次への意欲にもつながっていきます。

そして、その先に進んだとき…
 

 

「ちゃんと弾けているはずなのに、

何かが足りない」

そんな感覚に出会うことがあります。

音は止まらない。間違いも少ない。
それでも、どこか満たされない。

それは、“表現”という次の課題が

見えてきたサインです。

この段階で大切になるのは、

練習の質そのものを変えることです。

表現力は、単に回数を重ねるだけでは育ちません。
必要なのは、「どう弾きたいのか」

という内側のイメージです。

音のゴールが曖昧なまま弾き続けることは、
地図を持たずに歩き続けるような

ものかもしれません。

「もっと表情をつけたい」と思いながらも、
具体的なイメージがないまま弾いていると、
演奏はなかなか変わっていきません。

そして時には、

「やっぱり自分には無理なのかもしれない」

そう感じてしまうこともあります。

でもそれは、できないのではなく、
向かう方向が少し違っているだけなのです。

先日、表現に悩んでいた生徒さんに、
イメージの持ち方や、

音の捉え方を少しお伝えしました。

すると、

「そんなふうに考えたことがなかったです」
「それならできそうです」
「なんだかワクワクします」
 

 

そう言って、

とても明るい表情で帰っていかれました。

表現力には、終わりがありません。
私自身も今もずっと取り組んでいます。

だからこそ、完成ではなく“変化していく音”を、
これからも一緒に感じていけたらと思っています。

次はどんな音が生まれてくるのか…
その瞬間が、とても楽しみです。

 

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箏のこと、生徒さんとのこと、

日々の中で感じたことを、

ゆっくり綴っています。

 

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今回のコンサートは、サロンでの開催です。

ホールとは違い、演奏との距離がとても近く、  
音の細やかな変化まで感じていただける空間です。

大きな音に包まれるというより、  
音にそっと寄り添うような時間になります。

また、お茶とお菓子を楽しみながら、  
リラックスして過ごしていただけるのも

サロンならではです。

 

 

慌ただしい日常の中で、  
少しだけ立ち止まるような時間になれば嬉しいです。

そんな空間での演奏を準備しています。

▶ コンサートのご案内はこちら  

 

 

 

 

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