幼稚園や保育園に入園して1ヶ月。

 

「こんなはずじゃなかった」

 

と、園への不安や不満が募っていませんか?
 

私も園への不信感で転園経験がありますし、

お悩み相談も多いテーマです。

 

そこで今回は、

「転園を決めるポイント」

「転園して後悔しないための注意点」をお話しします。

 

目次

  1. 転園を決める大事な2つのポイント
    1. 先生や園長との信頼関係が築けない
    2. 園の方針や子どもへの接し方に疑問
  2. 転園で後悔しないため注意点
    1. 今の園を気に入っているor転園しくて済むなら転園しない方が吉
    2. 転園希望がすぐに通るとは限らない
    3. 子どもの年齢と卒業までの期間の長さを考慮する
  3. ママが安心できる園を選べば大丈夫!
 

転園を決める大事な2つのポイント

1、先生や園長との信頼関係が築けない

転園を決めたママの最初のきっかけは

 

「この先生に自分の子を安心して預けられない!」

という不信感であることが多いです。

 

  • 子どもの様子をきちんと見てくれていない
  • 家庭からの伝達事項が共有されていない
  • 先生と会話する時間がない
  • 会話が成り立たない

 

こういったことが当てはまる場合は、

園の体制自体に問題があるケースも。

 


そもそも保育施設として

必要な人員や設備などが不足している園は

怪我や事故も多く、

 

色々なトラブルが起きても

「仕方ない」と先生たちの感覚が

麻痺してしまっている可能性があります。

 

あまりにも問題の多い園は、

早急に転園を決断し

子どもへの悪影響を最小限に押さえましょう。

 

 

でも、先生も一人の人間。


入園や進級したばかりの4〜5月、

保育園幼稚園からこども園に移行したばかりなど

 

時期的な問題で対応が間に合っていない

という事情があるかもしれません。

 

 

1度や2度の不信感で判断するのではなく

園や先生と信頼関係が作れないか

改善が見られるか、

 

冷静に判断することも大切です。

 

2、園の方針や子どもへの接し方に疑問

教育的なしつけに厳しい園と

ルールのゆるい伸び伸び園では、

日常の声かけや活動が全く違います。
 

特に、自由奔放で自己主張の強いお子様が

教育バリバリ系の園に入ってしまうと

 

園の活動を乱す「問題のある子」として

先生たちに認識されてしまう

なんていうこともあったりします。

 

 

お子様それぞれの個性を考慮して、

以下の2点を言語化してみましょう。

 

①どういった環境だと

その子の良さが一番出てくるのか。


②反対に、個性を潰してしまうような環境は

どういう環境なのか。
 

園の良し悪しというよりも、

ママやお子さんに「合わない」という場合があるんですね。

 

 

この場合は、すぐに転園の判断を下すよりも

数ヶ月(最低でも3ヶ月程度)様子を見てることをオススメします。


子どもたちの適応能力は

大人が思っている以上に高いです。

 

しばらくすると、

園のやり方に馴染んでいく子がほとんどです。

 

ただし、良くも悪くも、

子どもは環境に応じて適応していくので

本来持っていた個性や考え方が

園の色に染まってしまうというデメリットもあります。

 

 

転園で後悔しないため注意点

1、今の園を気に入っている or
転園しくて済むなら転園しない方がいい

 

以前、「小学校入園前に家を建てるので、

今のうちに学区内の園に転園しようか

悩んでいます」というお母さんがいました。


今の園を親子ともに気に入っているので

余計に悩んでいると。

 

上記の転園を決めるべきポイントには

当てはまらなかったので

強く転園を進めることはせず、

 

転園のメリットデメリットを説明し、

最後はお母様の判断にお任せしました。

 

悩んだ末、結局転園されることに。

 

 

しかし、転園後に

新しい園の方針に疑問を感じたり、

 

前の園のお友達や先生の方がいい

とお子さんが言ったりして、

 

転園したことを激しく後悔されていました

 

(お子さんが前の園の方がいいというのは、

珍しいことではありませんが)

 

 

必ずしも転園する必要がない場合や

今の園を少なからず気に入っている場合は、

転園した場合のデメリットを十分に考慮する必要があります。

 

 

先ほどのお母さんの場合は

結局家を建てる計画もゼロベースになり、

転園した理由がそもそもなくなってしまいました

 

先の未来を考え過ぎて、

転園という大きな決断をするのは避けた方がいいでしょう。

 

2、転園希望がすぐに通るとは限らない

幼稚園保育園を転園すると決めたら、

早めに転園手続きを取りましょう。
 

特に年度途中は園の空きが少なく、

半年以上あるいは次の年度はじめまで

待たなければいけないこともあります。

 

現在の園に不満を持ちながらも、

転園希望先の空きを待つ期間は結構辛いもの。

 

 

ただ、焦って転園先を決めてしまい、

転園先の園でも不満や不安を感じることのないように。
 

必ず見学に行って、園の方針を確認したり

実際の先生や子どもたちの様子を確認したりしましょう。

 

3、子どもの年齢と卒業までの期間の長さを考慮する

転園するかどうか検討しているなら、

子どもの年齢も考慮してあげましょう。
 

年長さんになってから、

小学校に上がる前の数ヶ月で転園というのは、

子どもにとって負担が大きいです。
 

今の園で作った人間関係もあると思うので、

せっかくなら一緒に卒園させてあげる方がベターです。

 

 

我が家が最後に転園したのは、

長男が年少さんの夏でした。

(次男は3歳になった直後)
 

もともと社交性のある長男だったので、

比較的すぐに輪に溶け込んでいたように思います。
 

それでも最初はどこかそわそわして、

子どもなりに頑張っていました。

 

できることなら、年少さんくらいまでの転園が

親も子も負担が少ないかなと思います。

 

お子さんの性格や家族構成にもよるので

一概には言えませんが、よく検討しましょう。

 

ママが安心できる園を選べば大丈夫!

子どもの適応力はすごいです
 

「この園に通い続けて、子どもは大丈夫かしら」

と心配の声をよくいただきますが、

 

よほど問題のある園でない限り、

子どもたちはそれぞれの園に適応し、

その環境で力強く生き延びていくことができます。

 

では、最終的に「転園するかしないか」とどうやって決めるのか。


それは、ママ自身が「この園なら安心できる」

と思える園を選ぶしかありません。

 

登園しぶりや園トラブルは必ず起きるので、

その時にママの気持ちがブレないことの方が大事です。
 

ママが園や先生を信頼できれば

子どもにも、その心が伝わり

園を安心できる居場所と認識してくれるようになります。


だからこそ、どこの園に通わせるか、はママが選んでいいんです。

 

100%完璧!という園はありませんが

 

子どもたちが卒業する時に

「この園に通えて良かった」と心から想える園はきっとあります。


焦らずじっくりと、

ママが納得できる選択をしてくださいね!

 

 

 

 

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