こんにちは!ことほです
イジメや虐待のニュースをみる度、心が痛みます。
悲しいかな、イジメや嫌がらせは、どこにでも起こりうります。
老若男女問わず、原因も千差万別。
ストレスのはけ口に、弱者にターゲットを定めて、集中攻撃する事も多々。
私自身も、子ども達も様々なイジメを
目の当たりにしながら来ました。
長男が野球部員だった中学時代には、
小学生の二男の同級生から、「お兄ちゃんに睨まれて、いきなり殴られた」と、
事実無根の言いがかりをつけられ、目撃者等の証明するのに走り回った事も有ります。
理由は、ウチの子ども達を、困らせてやりたかったと、タダそれだけ。
証明できなければ、長男は野球部を退部になり、学校も停学になっていました。
大きなケガの被害者でありながら、逆切れされた事も、多々有ります。
真実から目を背け「我が子は絶対にやるはずがない」と、圧力を掛けるのは、本当の意味で、我が子を護っている訳では無いと思います。
悲しい事や、辛い事は、どんどん忘れる様にしていても、最近のニュースをみる度、母親として、心の傷が疼きます。
沢山のエピソードの中で、思い出深いのは、
長男が小学4年(9歳)の頃、クラスの中に体格が良くて、
暴力的なお子さんが居ました。
理由なく暴力を振るったり、暴言を吐いたりするという話は、
他のお母さん方に聴いていたのですが、全然気にしていませんでした。
長男はいつもニコニコしていて、友達に恵まれていたので、安心しきっていました。
ある日、給食時間が終わる頃、電話が鳴りました。
担任の先生から、慌てた声で「A君(長男)、お家に帰っていませんか?」
全身から血の気がサーッと引きました。
「何が有ったんですか?」と聞くのがやっと・・・
「息子さんが友達と話している所に、〇〇君がやって来て、いきなり突き飛ばし、『死ね!』と言ったら、息子さんが『死んでやる!』と、学校を飛び出したんです!」
頭の中が真っ白・・・
心臓が飛び出しそうに鼓動を打ち・・・
「ただ、『A(長男)を一人にしておけん!』と、ヒロキ君が一緒に出て行きました。
お家に戻るかも知れませんので、お母さんは家で連絡を待っていてください。」
それからの連絡待ちの時は、どんなに長かったか。
途中、何度か先生から「まだ帰っていませんか?」と電話が鳴る度、期待と憔悴の繰り返し。
気ばかり焦り、
今すぐにでも外に飛び出して、我が子を探したくても、探せない辛さ。
「お願いだから、死なないで!どうか無事でいて・・・」と張り裂けんばかりの心で、願い、祈り。。。
そうして、2時間くらい経っただろうか・・・
「2人で学校に戻って来ました!」
腰が抜けました。
その場にヘナヘナ座り込んで、ただただ良かったと。
すぐに学校に行き、先生のお話を聴くと、
ヒロキ君は、息子の後ろからずっとついて歩いてくれてたそうで、
頭に血が上っている息子が「帰れ!」と、何度も怒鳴ったらしいのですが、「Aを一人にして帰れん!!」と、2時間近くも黙って後ろを歩き続けてくれたそうです。
まさか、小学校4年になったばかりの我が子が、売り言葉に買い言葉で、突発的に自殺を図ろうとするなんて、予想だにしなかったし、
まさか、同級生の子が自殺を食い止めようと、授業を放棄して、どこまでも後ろを歩き続けてくれたとは・・・
もし、私が同じ立場だったら、せいぜい先生を呼びに行く位しか、出来なかったと思います。
命の恩人のヒロキ君には、感謝してもしたりません。
成長するにつれ、遊び方や進む道が変わって来て、
今は連絡を取り合っていない様子だけど。
私は、ヒロキ君とそのご両親に、一生感謝してもしたりない。
長男は、喉元過ぎればなんとやらで、
バツの悪い事は、すぐ忘れちゃうけど。
折々に、「あんな事があったよねぇ~!ヒロキ君がピンチの時には、Aが駆けつけなよ~!!」と言い聞かせている。
その後、何事も無かったかの様に、楽しそうに登校する我が子をみて、少し安心した。
当人にはイジメの意識が無くても、
たった一言が人の命を奪う事になってしまう。
たった一言で、簡単に命を捨ててしまおうとする人も居る。
言動に責任が持てない事は、言わない事。
人を悲しませる嘘をつかない事。
自分の命も、人の命も大切にする事。
我が子や自分自身が、いつ被害者になるか
加害者になるか分からない、恐ろしい時代。
長男が生きて、こうして夢を叶えているのは、
ヒロキ君が命を助けてくれたお陰。
命の恩人です。
あの日、ヒロキ君が居なければ、
長男はこの世に存在していなかったかも知れない。
残念ながら、親が気付けない事が、多々あります。
私は、あの日の君の勇敢な行動を、一生忘れません。
貴方の幸せと、輝かしい未来を、心より願っています。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとう・・・

イジメや虐待のニュースをみる度、心が痛みます。
悲しいかな、イジメや嫌がらせは、どこにでも起こりうります。
老若男女問わず、原因も千差万別。
ストレスのはけ口に、弱者にターゲットを定めて、集中攻撃する事も多々。
私自身も、子ども達も様々なイジメを
目の当たりにしながら来ました。
長男が野球部員だった中学時代には、
小学生の二男の同級生から、「お兄ちゃんに睨まれて、いきなり殴られた」と、
事実無根の言いがかりをつけられ、目撃者等の証明するのに走り回った事も有ります。
理由は、ウチの子ども達を、困らせてやりたかったと、タダそれだけ。
証明できなければ、長男は野球部を退部になり、学校も停学になっていました。
大きなケガの被害者でありながら、逆切れされた事も、多々有ります。
真実から目を背け「我が子は絶対にやるはずがない」と、圧力を掛けるのは、本当の意味で、我が子を護っている訳では無いと思います。
悲しい事や、辛い事は、どんどん忘れる様にしていても、最近のニュースをみる度、母親として、心の傷が疼きます。
沢山のエピソードの中で、思い出深いのは、
長男が小学4年(9歳)の頃、クラスの中に体格が良くて、
暴力的なお子さんが居ました。
理由なく暴力を振るったり、暴言を吐いたりするという話は、
他のお母さん方に聴いていたのですが、全然気にしていませんでした。
長男はいつもニコニコしていて、友達に恵まれていたので、安心しきっていました。
ある日、給食時間が終わる頃、電話が鳴りました。
担任の先生から、慌てた声で「A君(長男)、お家に帰っていませんか?」
全身から血の気がサーッと引きました。
「何が有ったんですか?」と聞くのがやっと・・・
「息子さんが友達と話している所に、〇〇君がやって来て、いきなり突き飛ばし、『死ね!』と言ったら、息子さんが『死んでやる!』と、学校を飛び出したんです!」
頭の中が真っ白・・・
心臓が飛び出しそうに鼓動を打ち・・・
「ただ、『A(長男)を一人にしておけん!』と、ヒロキ君が一緒に出て行きました。
お家に戻るかも知れませんので、お母さんは家で連絡を待っていてください。」
それからの連絡待ちの時は、どんなに長かったか。
途中、何度か先生から「まだ帰っていませんか?」と電話が鳴る度、期待と憔悴の繰り返し。
気ばかり焦り、
今すぐにでも外に飛び出して、我が子を探したくても、探せない辛さ。
「お願いだから、死なないで!どうか無事でいて・・・」と張り裂けんばかりの心で、願い、祈り。。。
そうして、2時間くらい経っただろうか・・・
「2人で学校に戻って来ました!」
腰が抜けました。
その場にヘナヘナ座り込んで、ただただ良かったと。
すぐに学校に行き、先生のお話を聴くと、
ヒロキ君は、息子の後ろからずっとついて歩いてくれてたそうで、
頭に血が上っている息子が「帰れ!」と、何度も怒鳴ったらしいのですが、「Aを一人にして帰れん!!」と、2時間近くも黙って後ろを歩き続けてくれたそうです。
まさか、小学校4年になったばかりの我が子が、売り言葉に買い言葉で、突発的に自殺を図ろうとするなんて、予想だにしなかったし、
まさか、同級生の子が自殺を食い止めようと、授業を放棄して、どこまでも後ろを歩き続けてくれたとは・・・
もし、私が同じ立場だったら、せいぜい先生を呼びに行く位しか、出来なかったと思います。
命の恩人のヒロキ君には、感謝してもしたりません。
成長するにつれ、遊び方や進む道が変わって来て、
今は連絡を取り合っていない様子だけど。
私は、ヒロキ君とそのご両親に、一生感謝してもしたりない。
長男は、喉元過ぎればなんとやらで、
バツの悪い事は、すぐ忘れちゃうけど。
折々に、「あんな事があったよねぇ~!ヒロキ君がピンチの時には、Aが駆けつけなよ~!!」と言い聞かせている。
その後、何事も無かったかの様に、楽しそうに登校する我が子をみて、少し安心した。
当人にはイジメの意識が無くても、
たった一言が人の命を奪う事になってしまう。
たった一言で、簡単に命を捨ててしまおうとする人も居る。
言動に責任が持てない事は、言わない事。
人を悲しませる嘘をつかない事。
自分の命も、人の命も大切にする事。
我が子や自分自身が、いつ被害者になるか
加害者になるか分からない、恐ろしい時代。
長男が生きて、こうして夢を叶えているのは、
ヒロキ君が命を助けてくれたお陰。
命の恩人です。
あの日、ヒロキ君が居なければ、
長男はこの世に存在していなかったかも知れない。
残念ながら、親が気付けない事が、多々あります。
私は、あの日の君の勇敢な行動を、一生忘れません。
貴方の幸せと、輝かしい未来を、心より願っています。
ほんとうに、ほんとうに、ありがとう・・・
