気圧の変動が激しい時や、季節の変わり目は、
自律神経が悪影響を受けやすく、
心身から、色んなシグナルが出ています
気持ちの浮き沈みは、いつでも誰にでもある事。
最近は、鬱病と診断されないにも関わらず、
「自称鬱病」と自己診断し、何かミスやトラブルを
起こす度「私、鬱だから!」と周囲を一蹴してしまう方が
増えていて、振り回される周囲が疲弊してしまいます。
気分が良い時は、テンションが上がり
アクシデントが有れば、テンションが下がる
ごく普通で当然の、心の浮き沈みを病気のせいにし、
あちこちの病院に通院しても、納得のいく診断をして
貰えなかったからと、ドクターショッピングを繰り返す
ある方は、ドクターに
「貴女は鬱病じゃありません!ワガママ病です」と
言われ、解ってくれないと憤慨していましたが・・・
頼まれるがまま、沢山の薬を処方してくれる病院が
楽で良いと思われている方も、おられますが、
ある所では、老人性の鬱や痴呆傾向の患者さんに
検査もせず、飲みきれない程大量の、アルツハイマーや
何やらの薬を処方する所も有るそうです
病気でもないのに、強い薬を飲み続ける・・・
薬の服用は、一歩間違えると、毒になります
大切な身体や命に、不必要な負担をかけ、
健康年齢を縮めるだけでなく、
「思い込み」は心身の健康にも悪影響を及ぼします。
鬱の傾向が有り、早めに信頼できる専門医にご相談し
早期発見・早期治療の考えは、私も大賛成です。
鬱病の初期のシグナルとしては、
ある日突然、ご自身の許容量を超えてしまう事。
・これまで一日何倍コーヒーを飲んでも眠れていたのに、
急に眠れなくなった。
・カフェインの入った飲み物、紅茶・緑茶等でも眠れない。
・目の前に光の帯が飛ぶように見え、片頭痛が起こりだす。
・いつもイライラしていて、言葉がきつくなり、急に怒りだす。
・さっき迄上機嫌だったのに突然泣き出す。不機嫌になる。
・運転に集中できず、小さな事故を繰り返すようになった。
・蛍光灯の白い光が、眩しく、買い物に行けなくなった。
・箸の先・ペン先等の先端が向いていると恐怖を感じる。
・音や声に敏感になり、人混みに入ると気分が悪くなる。
・買い物に行くと、商品の情報量が多すぎて、
店舗に入っただけで、パニック状態になる。
・テレビの画像や音・新聞や雑誌などの文字を受け付けず
頭から布団をかぶって、静かな部屋でうとうと眠り続ける。
・集中や記憶が出来なくなり、
自分が言ったりしたりした事でさえ、覚えていられない。
・生きる希望が持てず、摂食障害になったり、
存在を消してしまいたい・・・等と、思いつめるようになる。
その他にも、危険な兆候は、沢山有ります
身近な人が、早めに気付いてあげて、
ストレスや鬱憤・悩みの範囲なら、毒を吐き出させて、
気分転換をうながしてあげる。
病気かな?と感じた時は、早めに受診を勧めてあげる。
鬱は、「こころの風邪」です。
誰もが、罹る可能性のある病です。
うだるような猛暑の後に来る、夏の疲れ・・・
台風の影響で、気温や湿度に急激な変化が有ったり、
これからの時期が、本当の「夏バテ」の時季。
自分を甘えさせてあげられるのは、ご自身だけです。
他人に甘えて、ベッタリ依存する事とは、全く別物です。
「張りつめた肩の力を抜き、時折息抜きをし、
労わってあげる。」という事です。
どうか、余りご無理をされませんよう、
くれぐれもご自愛下さいませ・・・