「ストレス」を、ただの悪者だと思っていませんか?
私たちは、ぬくぬくとした母親のお腹から
外界へ生まれ落ちた瞬間から、
ストレスと闘い続けています。
お腹が空いたと言っては、泣き。。。
おむつが汚れて気持ち悪いと言っては、泣き。。。
成長するにつれ、自分の思い通りに行かない事が有れば、
駄々をこねたり、地団太を踏んだり。
食べたい物や、欲しい物を我慢したり、妥協したり。
寒さや暑さはもちろん、
自分好みでない音や音楽は「騒音」と感じてしまいます。
友人関係に、学校や恋愛、仕事・・・
大好きなスポーツでさえ、「勝負」や「疲れ」もストレスです。
病気や怪我は勿論の事、寝不足や慢性疲労。。。
数え上げるとキリが無いくらい
日常を取り巻く環境の中、多くのストレスの要因を抱えています。
日々、様々なストレスの中で、生活をしているのです。
実は、「ストレス」と自覚してないストレスは、案外多いのです。
全ての人が、生活の中で感じているのは、
天候の変化、気温の変化、湿度や風の変化、日光や紫外線などの
気象の変化です。
しかし、多少のストレスは、免疫を高めたり、適度の緊張感を生み出したりして、
学校の成績が向上したり、仕事の能率を上げたりする効果が有ります。
ただ、ストレスが多くなり過ぎると、精神的にも肉体的にも疲労感が強くなり、
心身共に許容量を超してしまうと、
健康な状態⇒慢性疲労⇒病気の原因へ、変化していきます。
つまり、ストレスを受け続けると、
内分泌機能や免疫機能に悪影響を及ぼして、
病気の引き金になりやすくなるのです。
生きている限り、ストレスが全て無くなる事は、有りません。
例え、全ての外界と遮断したとしても、
何も刺激が無い事が、ストレスに変わってしまうのです。
ストレスの許容量は、人それぞれ。
共存して、うまく付き合っていく。
少々のストレスを跳ね返すだけの、体力と気力を
持ち続けたいものです