きっかけストーリー ~ 東 優子 さん~ | ことのはの色彩

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その人の存在をことほぎ、その人の美しさ素晴らしさを「インタビュー記事」や「その人の色」で伝えていく”コトノハニスト いのうえいほこ”のブログです。

その人の「きっかけ」を綴る 「きっかけストーリー」

 

今回は、

【心からの笑顔で生きる】

東 優子 さん(ゆうこりん) です。

 

 

クローバー     クローバー     クローバー

 

東優子さん(ゆうこりん)は、とっても優しい。

話す言葉も、気遣いも、そして雰囲気も。

たまに語られる一見ネガティブに思えるようなことだって、「そんなゆうこりんもいいよな~」と思ってしまうくらい、その根っこにあるものが優しくて、笑顔もとても素敵で、初めて会ったときから私は大好きになってしまった。

 

この「笑顔」。それがゆうこりんの人生のテーマだということで、今回はそのお話を聴いてきました。

 

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私は自分の顔が大嫌いでした。

だから数年前までどの写真を見てもへの字口で写っています。

いじめられて以来心が閉じてしまったこと、歯並びも気になって自分に自信がなく好きじゃなかったのです。

だから「こんな自分が笑顔なんてごめんなさい」「失礼になっちゃうよな」と、そう思って生きてきました。

 

しかし、そんな人生は生きづらく、辛くて、心の様々なことを学び、ずっと心の探求をしてきました。

そうですね、20年くらいかな。

 

<笑わなかった時代のゆうこりん>

証拠写真として送っていただきました(笑)

 

そういった中でいろんな人のセッションを受けたり、自身で対話をしたり、自己セラピーをしたりして、ちょっとずつ自分のことを好きになっていきました。

そうすると少しずつ笑顔になることができてきて「笑顔いいね!」と言われたりもしたのですが、「嘘やん!」と思ったんですよね(笑)。

信じられなくて…

でも、ここは信じてみようと思ったのです。

そして、笑顔でいると自分も心地よいし、嬉しいし、目の前の人も嬉しいんだということが、少しずつわかってきました。

それと同時に人の笑顔も大好きになってきました。

 

その一方で、「笑顔いいね」と言われるとどこかで期待されているような気がして、笑顔を「役割」として捉え疲れることも正直ありました。

 

 

そんな私は数年前にブータンに行きました。

行くことになった経緯がまた不思議なのですが(笑)、ある夜旅好きの先輩が「ブータンに行くんだけど一緒に行かない?明日の午前に申し込みするんだけど」と連絡してきたのです。

それを聞いて「行きたい!」という気持ちがぶわっと溢れてきましたが、一旦気持ちを落ちつけようと思ってFacebookを見ることにしたのです。

そうしたらなんと「ブータン」の記事が出てきて…

5分という時間にブータンが2つも私に来て。

結局行ってきました(笑)。

 

ブータンは世界一幸せな国と言われていて、私も行く前はみんな笑っているイメージがありました。

しかし実際はそうでもなかったのです。

みんな「素」。

心の中にあるものがそのまま出ているのです。

内と外が一致していて、作られていない自然のままなのです。

そこには「笑わなくては」という同調圧力もありませんでした。

 

帰国した私は、印象深かったこういった話をしました。

自分のままでいる、自然体でいる。

そして自分たちが大事にしたいものを大切にして生きている。

自分の感覚に正直なんだな、ということを、ブータンの話をしながら改めて感じました。

 

私自身、これまでに本当の自分とは違うと気づいているのに自分を偽ったりすることについて不信感を覚えることもありましたが、ブータンでのことを思い出し意識しながら過ごしていると「素のときが多いね」と言われるようになりました。

確かに前よりも無理なく生きられるようになってきていたし、自分でも内と外の一致を大事にするようになってきました。

 

 

そして「心が笑っているから笑顔なんだなー」だと思ったのです。

「心が笑顔になる」私なりの方法は、

①好きな人と一緒にいる

②好きな場所にいる です。

心と心が通じ合って無理なく本当の自分が出せる人と心を分かち合う。そういうときにはハートが開く体感があります。

それを初めて感じたときには「こういうことか!」という感覚がありました。そこに圧倒的な安心感が芽生えたのです。

 

 

ハートが開いてからの私はと言うと… 人生の泥臭さを味わいました(笑)。

いろいろな感情と向き合って感じきって手放すことからスタートしました。

それは感情に埋没している自分と、そんな自分に寄り添っている自分が同時にいる感じでした。

そして対話によって自身の深いところまでいく感じでした。

これまで抑え込んで抑え込んで感情のゴミ箱にため込んだものを、怖いけれど開けてみて寄り添ってわかってあげて終わらせていく。それを日常の出来事の中でやっていきました。

そして今、自分と向き合うのは「愛」だと感じています。

 

 

よく思うのですが、神様は自分だけは見られないように設定したんじゃないかな、って。

自分のことは人を通して教えてもらいなさい、そしてお互いに教え合って伝え合っていきなさいと設定されたような気がするんです。

人は一人では完結できません。いろんな人がいて、いろんな魅力があって、それぞれが素晴らしいから、それを味わい合って人の良さを伝えて伝え合って生きなさい、と言われているような気がします。

 

「自分のことを自分で知る」ことに加え、「人と接する中で自分を知る」この2つがあって、自分はこうなんだとわかるんだと思います。

それが癒しのような気がするんです。

 

 

私はカメラマンとして写真を撮っていますが「いつも心に青空を」というテーマを掲げています。

空に雲があっても一つ一つ取り払っていくといつもぴかぴか青空になるよ、ということを伝えたいと思って。

自分の心に蓋をせず泣いて笑って、その上で自分の素晴らしさを知る。ときにそれは怖いけれど、知って受け入れたときの喜びは半端ないから。

心の中にある囚われがなくなったときの、自分の魅力に降参してほしいのです。

 

だから私はツールとして、写真やまなゆいというセッションを通して「自分と自分があったかくて優しいところで出会う経験」ができるといいと思っています。

本当の自分が心から笑ったときこその、本当の輝きに出会ってほしいのです。

 

 

あなたがあなたの魅力や美しさをそのまま受け入れたとき、人生はさらに安心できて喜びに満ちたものになるはずです。

そしてあなたの笑顔が周りの人の心からの笑顔を引き出します。

あなたは宇宙の最高傑作なのです。

 

 

ゆうこりんのブログ ⇒ こちら

写真撮影や、まなゆいセッションの案内も載っています。

 

 

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ゆうこりんが目の前にいると、とっても安心して全てを委ねたくなってしまう。

それはこれまでに辛かったことがあった上での、いろんなことを包み込んだ上での優しい笑顔でいてくれるからなのだと思う。

こちらが何を感じても何を話しても「そうだったんだね」と受け止めてくれる気がして、とても安心できるのだ。

カメラマンでもあるゆうこりんがレンズを向けると、カメラ越しにゆうこりんの笑顔が伝播してくるような感覚がある。

だから写してもらった写真の中の人はそれが増幅してとても素敵な笑顔になっちゃうんだろうな、といつも感じる。

 

  (2019年11月19日)